ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ 流れ星 (感想)

おすすめ度:120%
芸能人度:100%
絶妙なバランス度:100%
原題:별똥별 / Shooting Stars (Sh**ting Stars) 全16話 U-Next

韓ドラ 流れ星 感想

大スターと彼を支える事務所の人々の恋模様とは…2022年放送のラブコメ

あらすじ・キャスト

芸能事務所スターフォースには、超人気スター俳優のコン・テソン(キム・ヨンデさん)を筆頭に、数々の人気者が所属している大手事務所。
そこで広報チームとして働くハンビョル(イ・ソンギョンさん)は、顧問弁護士スヒョク(イ・ジョンシンさん/CNBLUE)や先輩ユソン(ユン・ジョンフンさん)らと協力しながら日々忙しく働いていた。
そんな時、ついにテソンが長期滞在していた海外から帰国するというニュースが入るが…。

感想

強くて楽しい
勢いが強いドラマでとても面白かったです!!
王道ラブコメの楽しさに芸能界への風刺やパロディ、茶化した小ネタなどの面白さも加わり、大変楽しく視聴しました。
何より私が好きだったのは、一貫したバカらしくもある(良い意味で)明るさが中心にあったところです。
やっぱり観ていて単純に楽しい作品はエンタメとして素晴らしいっていつも思います。
ストーリーは芸能人との恋愛という単純なものですが、今作のような上質ラブコメは世界平和をもたらしますので、ありがてえと拝みながら楽しみました。ラブコメ最高。

色々なめんどくせえ事柄に邪魔されず楽しんで視聴するためには、ドラマそのものが持っている勢いがあると”強い”と感じるのですが、この作品にもそのパワーを感じられ心強かったです。
そのお陰で本当は”考えなきゃいけない”事なんてどうでも良い!だって面白いんだから!と、最後まで強気で楽しめたのは大変良かった。
シリアスな事件やしんみりするエピソードもありますが、根本的に陽気なラブコメの軸がしっかり存在するので、その芯が最後までブレず本当に素晴らしかったです。
楽しいドラマ最高。

また何と言っても主演の2人、キム・ヨンデさんとイ・ソンギョンさんが本当に素敵でした!!
特に私はソンギョンさんのスタイルの良さに毎回ウットリした反面、自分と同じヒト科とは思えない…と痛感するなどしました。ソンギョンさん、何を着ても本当に可愛い。着用されていたココクラッシュもかわいい(欲しい)、全部可愛かった!
そしてヨンデさんですが、ご本人はもちろん大変素敵な方なのですが、どこか抜けたダサいキャラを演じられるとそのギャップで途端に面白くなってしまう技が炸裂していて良かった!
というか、ヨンデさんの雰囲気とネタ扱いとの親和性が非常に高い方だなと思いました。『偶然見つけたハル』でもそうでしたが、今作ではより大幅にそれがパワーアップされていました。

芸能界を舞台にしたドラマなのもあってか、カメオ出演(特別出演)が大変豪華でそれも楽しませて頂きました。
個人的には大好きなパク・ジョンミンさんが1話で出演された時は、かなりテンションが上がって嬉しかったです。その他にも、キム・スルギさん(可愛い)、ムン・ガヨンさんとキム・ドンウクさん、イ・ギウさん、チン・ギジュさんなどなど…!

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
 
 
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キム・ヨンデさんインスタグラムより

スーパースター俳優のコン・テソン。彼は芸能事務所スターフォースに所属。
その事務所で広報チームで働いているのが、ハンビョル。彼女は、広報だけでなく所属芸能人のスキャンダル対応やSNSの対処など様々な仕事に追われています。
そんな彼女があるニュースを聞き、顔を曇らせます。そう、テソンの帰国です。
実はテソンさんは、人気絶頂の頃に突然アフリカにボランティアに向かい、しばらく芸能活動は実質休業状態。しかしそんな彼も遂に帰国、ハンビョルは仕事がさらに増えそうという心配ではなく、何やら別の不安があるよう。
なぜなら、ハンビョルとテソンは犬猿の仲なのだから…?

このように広報を担っているハンビョルと芸能人テソンの、お決まりの(?)当初は仲が悪くいがみ合っている→LOVEに…という明確でベタな展開です。
この2人がなぜ仲が悪いのかという理由や、テソンがアフリカになぜ行ってしまったのか、テソンの芸能人の彼女はという謎も明かされます。
ですが、事情がいずれも非常に「え、それだけ?」というもので半笑いになるのですが、ポイントがまさにそこかなと思います。(詳細理由はドラマを視聴して確認していただければと思います)
つまりこのドラマはストーリーの”山場”を楽しむというよりは、非常に細かく散りばめてある小ネタや2人の数々の素敵なシーン、クスッと笑えるシーンなどを数分おきに堪能できるようになっていました。それに気づいてより面白さが個人的には俄然増したように思えました。
もちろん、お話の流れとしてもつまらないものではありません!
ですが、王道ラブコメを辿っている限り、マンネリした展開は避けられません。このドラマはそこを敢えて正面突破して別のネタで戦っているなと感じ、”強くて”良いなあと思った次第です。

韓国ドラマ 流れ星

バランスの絶妙さ
このドラマの一番の魅力は、くだらなさと面白さの絶妙なバランスだと思います。
特に主人公でもあり大スターであるテソンさんは、その完璧なビジュアルという表面を持ちながら、実生活は妙なバカっぽさ(100%良い意味)と子供っぽさがあり、まずそのギャップで既に面白いわけです。
このあたりのバランスがとにかく優れた設定でした!
彼のマネージャー含め周囲の人間もどこか全員ズレており、脇役含めてクセが強いキャラばかりですが、どのキャラも”一定のライン”を絶対超えてこないので調和が取れていました。
そのため、全体的に上品というか、非常に質が良いまとまり具合になっていて、個人的にものすごく好感度高かった。演出も良かったと思います。

またお話もギャグやシリアスな事件もそうですが、話のトラブルを必要以上に長く引っ張らないルール(?)を徹底していて、視聴していてストレスや中だるみを全く感じなかったのは本当に素晴らしかった。
加えて根本的にカップルとなる全員が揺るがない想いが強くあり、男女の関係がグズグズせず話が早くてその点も観ていてイライラせず満足度がありました。
とにかく基本は明るい作風を徹底しているように思えました。

テソンがかわいい
実はずっとハンビョルが好きで、想像以上に一途に行動する一流スター☆テソン氏。
テソンさんのオモシロ行動を書き出そうと当初したのですが、大量すぎて断念したぐらいでした。
そんなテソンさんですが、芸能界を生き抜く上での辛さや出生の秘密、芸能人だからこそ「隣にいる人が実はいない」という孤独さなど、色々な出来事を通じてよりハンビョルへの愛が深まったようです。
ハンビョルがスターフォースで働いていて、本当に良かったね!!と思いました。
ちなみにメイン2人以外で個人的に最も好きだったキャラは別事務所(DSアクターズ)のハン・デスさんです、細かく笑える演技を毎回されていて大好きでした。

ということで、明るくて華やかで視聴していて気分が良くなるラブコメ作品で、毎回楽しく視聴しました。こんなドラマなら毎日観ていたい…。
とっても面白かった!!おすすめです。

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