おすすめ度：70％ ♡ ハードな男度：85％ ♡ 暗殺度：100％
映画、2時間16分
李朝のイ・サン暗殺事件の24時間前からを追った、ヒョンビンさん主演の2014年公開の歴史もの映画。
あらすじ・キャスト
幼少期に父親を暗殺で亡くし、祖父である先王が亡くなり即位して間もない国王のイ・サン（ヒョンビンさん）は、迫る暗殺の危機を感じつつ、唯一心許せるサンチェク（チョン・ジェヨンさん）を近くに置き、日々身体の鍛錬と勉強をしていた。権力争いと陰謀に巻き込まれる国王イ・サンと人々を描いた暗めのお話です。
感想
前に観たヒョンビン先輩主演の『レイトオータム』では胡散臭いヒゲがあまり好きにはなれませんでしたが、この王様役のヒョンビン先輩の髭面はとにかくめちゃくちゃ渋くてかっこよかったです。（髭の長さの問題でしょうか……？）あと、この映画は浮ついた話（男女の）が皆無ですので、ハードで渋いヒョンビン先輩をひたすら堪能できました。最初からいきなり上半身裸で身体を鍛えるヒョンビン先輩のサービスシーン（？）があるのですが筋肉がスゴイ……と、とりあえず思いました。
ストーリーは結構悲しい話が多いので、画面も全体的に暗いのですが、炎の感じや衣装が美しかったので逆に暗さが活かされていたと思います。ヒョンビン先輩と側近のチョン・ジェヨンさんとの絆がとても感動的に上手く描かれていました。
ただ、私のような韓国の歴史に疎い者には、初見では若干背景が分かり難いなあ…とは思いました。とりあえず、権力争い（暗殺）がすごいというのはヒシヒシと感じましたが…。最後にハン・ジミンさん演じる皇后と対峙した時のヒョンビン先輩演じる王の顔が、いい意味で怖かったです。
ということで、ヒョンビン先輩演じる渋い歴史物でしたが、ストーリーも結構良かったと思いました。少しもの悲しげで陰のあるタイプの役がとにかく似合うヒョンビンさんでした。
ヒョンビンさん出演の他の作品：
