おすすめ度：65％ ♡ 色々頑張っている度：90％ ♡ 雰囲気って大切度：95％
映画、1時間53分
2011年公開のシアトルを舞台にした、男女2人のラブストーリー。60年代の韓国映画のリメイク。
あらすじ・キャスト
アンナ（タン・ウェイさん）はシアトルの刑務所に服役中の身。72時間の一時外出を認められ、母の葬儀へ向かうため長距離バスに乗車。
ちょっとしたきっかけで女性向けエスコートサービスをする韓国人男性（ヒョンビンさん）に出会い、シアトルの街を案内してもらうことになったが……という話。
感想
ヒョンビンさんはエスコートサービスの男性ということで、ちょっと胡散臭い感じ（髭あり）を頑張って演じてるなと伝わりました。
あと、ほぼセリフが英語だったので、そこも頑張ってる感がでてました。
10年前（30歳前？）の俳優として色々とチャレンジ期だったのかなと思いました。
が、隠しきれない真面目な感じが常に見えてましたので、ヒョンビン先輩はチャラい役と髭はあまり合わないな…と個人的には思いました。
あと、おそらくセリフが英語のためか、メインの2名はあまり長く細かい話をしないのですが、シアトルが舞台なので曇った街のしっとりとした風景なども相まって、ギリギリ画面がまとまってるかなという印象。
おそらく街の雰囲気が違うと、このセリフ数と単純な会話では持たなかったかなと感じました。なので場面設定のロケ地や雰囲気作りはとても大切な要素だなと思いました。
ゆるいネタバレありの感想
ヒョンビン先輩は恐らく女性を殺してはいないと思いますが、何となく今の生活に終止符を打ちたいという気持ちを抱えていたり、潮時だと思って逮捕されたのかもしれません。
そして数年後またアンナにお互い刑期を終えて会いたいと思ったのでは？
ラストシーンでアンナはあのカフェで彼に会えたのか、会えなかったのか…答えは示されていませんが、彼女がフフッと微笑んだ時がありましたので、私はいずれ会えると取りました。
ということで、あまり多くは語らない、雰囲気系のしっとりとしたラブストーリーでした。ヒョンビン先輩ファンは観ておいた方がよいかなと思います。
