ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ 乾パン先生とこんぺいとう(感想)

おすすめ度:68% ♡ トッケビになりし者度:99% ♡ ノースリーブ度:89%

原題:건빵선생과 별사탕 1話約65分、全16話

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女性教師と問題児の男子高校生が繰り広げる、2005年放送の学園ラブコメドラマ。

 

あらすじ・キャスト

自身が高校生の時に問題を起こしていた、女性教師ボリ(コン・ヒョジンさん)は、出身高校に教師として着任する。
そこには理事長の息子であり、問題児テイン(コン・ユさん)がクラスで好き放題していたのだった。教師と問題児との闘いが今、始まる…。

感想

映像の画面比率が違うレベルの2005年のドラマですが、お宝映像探索(?)気分で楽しめる作品になっていました。
今は超売れっ子というか大御所感あるお2人(コン・ユさんとコン・ヒョジンさん)のヤング(?)な頃の映像を堪能できる作品です。

内容はもちろん古臭いネタや、今の時代ですとアウトかなと思われる体罰などもありますが、街中など昔の様子をみれたり、服がダサいなあと感慨深かったりと、なかなか興味深いシーンもあり割と楽しめました。

学園モノなので2人(ヒョジンさんも先生役ですが、回想シーンで制服着用があります)とも制服を着たシーンがあるのですが、「ヤングだな~」と思っていたら、当時既に25歳前後ということで、「そんなにヤングでもなかった・・・」と若干無言になりました。
とはいえ、”ギリギリ”制服に違和感はなかったです。(コン・ユ先輩の加点あり)

ストーリー展開としては、最初は新任教員ボリ(コン・ヒョジンさん)の奮闘ぶりというか、彼女がクラス教え子の問題を色々と解決したりしつつ、まさに教師と生徒の学園ストーリーがメインになっています。

後半部分はテイン(コン・ユさん)が本気でボリ先生LOVEになり、先生への一途な愛情表現がなかなか可愛らしいです。
禁断の教師と教え子の恋ですが、割とバタバタ感もあるドラマなのでいやらしさはなく、全体的にとっても明るいお話になっています。

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まず、コン・ユ先輩ですが、第一印象として、今とあまり変わらないような・・・?!と驚きました。というか、コン・ユ先輩が今もあまり老けていないのですよね。(ちょっと髭が濃くなったぐらい?)

昔のコン・ユ先輩を見て「若い!」というよりも、過去の作品を見て「今も若い!」と驚く逆現象が先輩に限り起こっていました。コン・ユ先輩のアンチエイジングはどういう感じなんでしょうか…。教えて欲しいものです。

あとこの撮影当時のファッションですが、この頃はどうやらパンツ(ズボン)の腰履きが流行っていた様子で、コン・ユ先輩、足なげえ・・・と思いました。さすが将来トッケビになる器なだけあります。
腰履きのせいか、極たまにですがパンツ(下着)がチラチラ見え隠れしていたので、コン・ユ先輩ファンの方は必見です。

また、こちらも当時の流行なのか、若さの象徴なのか謎ですが、コン・ユ先輩はノースリーブのトップスを衣装でやたら着用していて、脇毛がかなり全開・アップなシーンもありました。

このソファに寝転び、右腕を頭の後ろに置くポーズをする演技でノースリーブ衣装を着用させる意図とは、つまりフェロモンを画面の向こう=視聴者まで届けている意図でしょうか?!個人的には普通のTシャツでよいのでは?と感じましたが…。

男性俳優陣も脇毛は剃るブームの昨今、またコン・ユ先輩が大先輩になってしまった今では、先輩の脇はなかなか画面には映らないと思われますので、貴重シーンかもしれません。
(脇が気になる方は第7話の24分過ぎをご確認下さい…。)

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
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コン・ヒョジンさんインスタグラムアカウントより

この問題児テイン(コン・ユさん)なのですが、基本愛情不足なんですよね。そのため愛をポリ先生に求めている部分もあって、そのあたりの演技が、コン・ユ先輩、可愛らしかったです。
思春期の高校生役なので、まだホルモンバランスが安定していないせいか感情表現(よく泣く)と愛情表現が「おい…大丈夫か…?(不安)」という感じで、ちょっと笑いました。

一番このドラマのネックというか、イライラポイントなんですが、実はボリ先生なんですよね…。ボリさん、マジで頼むよ、と何度も思いました。
熱血教師かと思っていましたが、なにかにつけて(挙句、自分の結婚式直前にまで)優柔不断というか・・・。

この優柔不断な演技…これがまたコン・ヒョジンさん上手いんですよ!!!『椿の花の咲く頃』にも通じる演技で、このちょっとウジウジした、少し視聴者をイライラさせる感じ……
全てはここからはじまったのか!?!?!(キレ気味)
と見ながら思ってしまいました。コン・ヒョジンさんは好きな女優さんの一人ですが、こういうタイプの演技させるとピカイチでは?!と思います。

途中から、立場が完全に逆転したように、テインが先生になってました。
ボリさん、ちょっとテインに甘えすぎですよ・・・。
(まあ私もテインがいたら、もちろん1億%甘えると思いますが…)

とはいえ、お決まりの(?)部屋に閉じ込められて一晩過ごすシーンなんかは、なかなか切なくて、コン・ユ先輩が今後トッケビになるとわかる演技が堪能できました。
ベタな表現ですが、やはり「キラッと光る演技力」があるのだと思いました…。

最終回はお決まりの「数年後・・・」という感じで終わります。もちろん、ハッピーエンド!テインが先生になって母校へ戻ってくるという感じでした。

ということで、脇役としても「この人、顔知ってる~(名前は覚えられない)」という方もチラホラ見かけて、なかなか面白かったです。
メインの2人、コン・ユ先輩とコン・ヒョジンさんが現在も第一線で活躍しているので新旧作品を見比べるのも興味深いかと思います。

たまには古い作品も今見ると逆に新鮮な所もあり、色々と面白かったです。 

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