おすすめ度：45％
キツイ言葉度：100％
料理サークル度：100％
原題：네 맛대로 하는 연애 全10話
料理サークルのメンバーの恋と友情を描いた2019年放送のラブコメドラマ。
あらすじ・キャスト
彼氏と道でケンカしていた女子大学生のチョイ（カン・ミナさん）は、止めに入った男性にあやまって暴力をふるってしまう。
しかし後日、その男性が自分の住む家の隣人のウォンドゥ（チェ・ミンスさん）だったと知り、チョイは彼と何となく気まずくなってしまう。
そんな中、大学の料理サークルのメンバーでもあるチョイは、後輩のダン（チャニさん/SF9）と一緒に食事に行くことに…。
感想
全10話のミニドラマで、観やすかったです。
それなりに面白くはありましたが、全体的に焦点が定まらず、山場があまり無いというか、何だかぼんやりとした話だなとは感じました。別にドラマタイトルと結びつける必要はないですが、思い通りになっているのかどうか謎でしたが…。
メインの筋書きとしては、言いたい事をはっきりと言えない意思表示が不器用な男性と、浮気者の彼氏に失恋してしまった女性とのラブストーリーです。
主人公の女子大学生のチョイを演じる、カン・ミナさんがとにかく可愛いかった…という印象が強く残りました。目元がとても素敵でした！
ホン・チョイ役カン・ミナさん
301号室に住む女子学生。友人たちからは、チョイさん、ホンチョさんと呼ばれている。辛い食べ物が大好き。
モラハラ気味の彼氏と別れたばかり。
チャ・ウォンドゥ役チェ・ミンスさん
302号室に住む、チョイの隣人。
言いたいことをはっきり言えないタイプの男性。元彼女ともそれが原因で別れを告げられた苦い経験がある。
ユン・ダン役チャニさん（SF9）
料理サークルに属するチョイの後輩。
女性からモテるが、本人は悪気がなく思わせぶりな態度を自然にとってしまう。
先輩であるチョイのことが気になっている。
ゆるいネタバレありの感想
チャニさんインスタグラムより
大学の料理サークル”五味子（オミジャ）サークル”の主要メンバー5人。もう少しメンバーを増やそうと、メンバー勧誘をすることに。
そんなサークルに興味を持つのが、ウォンドゥと後輩女子のユジンです。
元々ウォンドゥはチョイと隣人で、とあるトラブルが原因で知り合いになっていました。それがきっかけでウォンドゥは実はチョイに興味を持ち始めていました。
そんなウォンドゥとチョイの新たな関係を気にしているのが、チョイの後輩であるダン。
女性に大人気のダンさん。天性の才能（？）なのか、全ての女性に優しい人。それゆえ、自然に女性が勘違いしてしまうという、魔性の男ダン。
しかしそんダンは実はチョイの事が大好き。チョイは何となくダンの好意を感じつつも、あくまでも後輩であり友達として接しています。
ある晩、サークルメンバーで集まって食事会をすることに。酔ってしまった後輩ユジンをウォンドゥが家まで送ります。
それを見たチョイは、嫉妬してお酒を飲みまくり、完全に酔ってしまいます。
その後ウォンドゥが家が隣ということでチョイを送るのですが、ウォンドゥは酔ったチョイに告白をします。が、チョイは酔っているため、彼の告白をしっかり聞いていない様子…。
翌朝、チョイはウォンドゥの告白をはっきりとは覚えていません。
二日酔いを心配したダンがチョイを訪ねて来て、告白しますが、チョイは「好きな人がいる」と断ります。（チョイさん、連日連夜の告白ラッシュです）
そして…？
ということで、エンディングでは無事（？）チョイはウォンドゥと気持ちが通じあいます。
ただ、主人公男性のウォンドゥが口下手で、しっかりと意思表示できないというキャラ設定。これはしょうがない部分もありますが、地味というか、メインキャラながら少々面白みに欠けるキャラクターになっていたのが残念です。
どうしても尺が短いドラマなのでキャラの印象を払拭する前に最終回…という状態なのが辛いところかなと感じました。
そのため、ライバルとなる正反対の性格のダンの方が、どうしても魅力的に見えてしまいました。
ドラマとしては料理サークルが舞台になっていることもあり、料理が上手くエピソードに使われていて面白く感じました。
が、サークル内の活動と肝心の恋愛パートが、ストーリー的に上手く絡まっていないような印象があって、個人的にはこの作品ならではというような個性が欠けた感じがしました。
口下手なウォンドゥ君ですが、元彼女と再会した時の彼女の捨て台詞のインパクトがとにかくすごかったです。
別れ際に「口が臭い」と言われてしまうウォンドゥさん…。正直、個人的にはその部分が妙に一番印象に残ったドラマとなりました。
