ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ 恋の予感~モンシュシュ・シェアハウス~ 感想

おすすめ度:35%
オーナーの負担度:100%
開かずの部屋度:100%
原題:몽슈슈글로벌하우스 全12話

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シェアハウスに集った男女6人、それぞれが見つけた道とは?2019年のWEBドラマ。

あらすじ・キャスト

ソウルにある海外出身者向けのシェアハウス、モンシュシュ
そのオーナーのジヌ(イ・デフィさん/AB6IX)は人手不足のため、スタッフを募集することに。
そこに応募してきたのがユナ(カン・ミナさん)、悪条件ながらも住み込みで働くことに。モンシュシュに住むことになる6人、それぞれが悩みを抱えているが…。

感想

正直、「えっ?!」という感じで終わってしまったドラマで、非常に拍子抜けしました。もしかして最終回が欠落しているのでは、と念のため確認したぐらい…。
話が散らかり気味で、まあまあな消化不良感がありはしましたが、ツッコミどころも多く、それなりに楽しく視聴しました。

1話約10分x全12話のWEBドラマです。
ソウルにあるモンシュシュという名前のシェアハウスに集う、男女のお話。
お話の途中で主人公男性のジヌを演じる、デフィさんがいきなり踊りだす謎シーンがあり、もしかしてデフィさんはアイドル?とそこでやっと気付きました。知識不足ですみません。

そんなアイドルであるデフィさんが主演…そう考えると、このドラマも納得がいくというか…。
というのも、このドラマは流れは8割がラブストーリー仕立てで進むお話なのですが、全くもって"ラブストーリー"仕上げていない状態になっています。このチグハグさ…色々と配慮されているのかもしれません。
まあ、そのせいで視聴者と制作側でストーリーの結末に乖離があり、「…。」というエンディングに着地してしまったのかなと想像しました。

モンシュシュの住人達:
トン・ジヌ役イ・デフィさん/AB6IX
祖母から受け継いだシェアハウスのオーナ―。
両親を幼い頃飛行機事故で亡くす。
不思議な性格。

カン・ユナ役カン・ミナさん
住み込みの仕事を探していて、モンシュシュの求人に飛びつく。
海外旅行に行くのが夢。

ソラ役キム・シウンさん
ユナの親友。イギリスの美大に通っているが、韓国に一時帰国する。
ユナがいるモンシュシュに転がり込む。
ユンミンとイギリスで付き合っていた。

ユンミン
スペイン系韓国人。
ソラとイギリスで付き合っていたが、別れる。

ニッキー
メキシコ人。動画配信者。

アンディ
イギリス人。ユナが気になっている。

ゆるいネタバレありの感想

AB6IXインスタグラムより

モンシュシュに集う6人。シェアハウスというか、寮のような状態の気がします。
なぜかオーナーのジヌが食器洗いまで行っていて忙しく、ヘルプを頼もうと募集。そこにユナがやってきます。加えてユナの親友、ソラまで。
このソラですが、結構うるさいタイプの女性で、シェアハウス住人でジヌの友達でもあるユンミンの元彼女。イギリスの留学先でユンミンと別れたソラは、ソウルに帰国中です。

国籍は違えど全員韓国語を話す男女6人。
次第にそれぞれお互い気になる人もできます。

そんなジヌには秘密がありました。雷が怖いこと…。
彼の両親は、過去に落雷が原因で飛行機事故に遭ったそうです。そして両親の死。
ジヌはそんな辛い別れを経験し、「愛する人を失いたくないから、人を愛さない」と決めているとのこと。ジヌさん…。

そんなある日、6人で野外で遊んでいたところ急に雷雨に遭遇。
ジヌは恐怖で立ちすくみます。が、ユナがタオルで包んであげてジヌは正気を取り戻します。

その日からジヌは、何が一体起こったのか(恋愛感情…)、1か月も自身の部屋に籠ってしまい、誰にも会わない日々が続きます。
ユナが心配しますが、他のメンバー曰く「ジヌはたまにそうなる」とのこと。
この謎の1か月の引き籠り理由が、アッサリ1行のセリフで終わってしまい、視聴していて「理由それだけ?」と大変困惑しました。

恐らく人を愛さないと決めたジヌが、自らの愛に気付いてしまい、戸惑う表現かと思いますが、少々エクストリームではないかなあと思います。
しかし「たまにそうなる」なら、この見当は若干違うような気もしますが、ジヌさんの真相は闇の中です。

トラウマ設定があるのは良いと思うのですが、この1か月ほど部屋に籠っていたというような、ジヌさんのキャラ設定に謎のダークさがあるのですが、逆に視聴していて意識を削ぐというか、小さな引っ掛かりになりやすく、ドラマ的には少し損しているのではないかと思います。
デフィさんご本人が十分魅力的ですし、非常に短いドラマなので葛藤をストレートに描いても良かったのでは…と上から目線ですみませんが、思ってしまいました。

ユナとジヌは確実にお互い気になっているよう。
しかし、ユナと仲良く話すアンディの姿を見て、ジヌは複雑な表情を浮かべます。
ユナとアンディの関係をモヤモヤと考えるジヌさん、感情が高ぶったのか、唐突にソロで踊り始めます。

突然始まったダンスシーンに困惑しつつも、個人的にはデフィさんが靴下で踊っていたのが妙に気になりました。
靴を履いていたほうが、やっぱりシルエット的にも素敵だと思います。場所は半屋外テラスでしたので、靴の着用がギリギリOKな場所ですし、せっかくのデフィさんの俳優のシャワーシーンに代わるサービスシーン的な見せ場なので、衣装さんの気の利かなさに素人ながら少々ガッカリしました。

そして物語は盛り上がっているのか、盛り上がってないのか不明のまま終盤へ。
ソラを巡っては元カレユンミンとYoutuberニッキーが対立。パーティで2人はソラに告白しますが、ソラは2人を拒否。
フラれた2人はシェアハウスから旅立ちます。そしてお騒がせソラも美大へ戻ることに。

ユナはこのままシェアハウスに残り、彼女なりに外国人とコミュニケーションを取って、「海外生活」を楽しんでみることに。

そしてそんなユナが好きなジヌさんとアンディ…。なんと2人は韓国横断の旅に、極小のバックパック1つで旅立ちます。(今更)
アンディ「僕はユナが好きだ。ジヌも好きなのか?正々堂々と戦おう…」
ジヌ(思わせぶりな笑み)
おしまい。

ということで、若者6人の謎の青春を描いた作品になっていました。
結局6人もいて、誰も恋愛関係にならないというのは、割と面白いエンディングだなと私は思いました。
特に、ユナに関しては自分自身を見つめる、留学などが許されない状況において、別の視点から妥協点を見つける、というお話に集結させたのは上手かったと思います。

が、しかし、ジヌさんはどう考えてもユナの事が好きだったので、あえて今、韓国横断の旅に出る必要性があったのだろうか…と疑問に思いました。
迫真のダンスや、1か月の引き籠り期間の整合性がエンディングのエピソードに取れていないように思え、なんだか勿体ないなあと思った次第です。

何となくインターナショナルさを前面に出した点と、開かずの部屋のオチ含め、思わせぶりなエピソードが多かった割に、その後の展開にあまり意味を成していない部分は残念でした。
よくわかんねえな…と思いながらも、途中で視聴を止めることはなく、個人的にはそれなりに面白く観ました。

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