ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ マンガな彼氏~POP OUT BOY!~ 感想

おすすめ度:62%
子猫ちゃん度:100%
チェーン使い度:100%
原題:만찢남녀 全10話

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突然出現した男性は10年前のマンガのキャラだった?2020年のWEBドラマ。

あらすじ・キャスト

ソンニョ(キム・ドヨンさん)は自分の誕生日を1人寂しく過ごしていたところ、突然目の前にキザなセリフを連発する一昔前のようなキャラの、ナムウク(キム・ミンギュさん)が出現し、戸惑ってしまう。
そんな彼は、ソンニョも知る少女漫画「ソンニョとナムウク君」の主人公キャラだった。
しょうがなく、そのままソンニョの家に同居することになったナムウクだったが…。

感想

この作品も、個人的に大好きなPLAYLISTのWEBドラマドラマです。
原作はNaverの同名のWEBトゥーン。
題材的にもテンポ的にも、WEBドラマにピッタリの内容だなと思いました!
ただ、いつものPLAYLIST作品とは違って、この作品ではPLAYLIST特有の素早いシーン切り替えは今作ではあまり見られませんでした。
漫画から出てきた男性という点で、大体先が読めるストーリー展開ではあるものの、
わざとらしいキザすぎるセリフが割と面白く、良かったです。

10年前の少女コミックのキャラという設定で、キム・ミンギュさんがナムウク役を演じていらっしゃいました。
正直なところ、ミンギュさん演技がやや固いな…と若干感じつつも、漫画キャラという設定だと思うと普通にアリかなと思わせられました。
ナムウクというキャラがとんでもねえ古臭いセリフをよく発するのですが、美形すぎるミンギュさん自体がもはや異世界から来たようなお顔をされているので、しっくりくるという点で、キャスティングが成功していました。良かったです!

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
 
 
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김민규 / KIM MIN KYU(@kimminkyu_0312)がシェアした投稿

キム・ミンギュさんインスタグラムより

母親が漫画家だったソンニョ。そんな母の大ヒット作が問題の少女漫画の『ソンニョとナムウク君』です。
10年前に発表されたこの母の作品。マンガのヒロインのソンニョちゃんは、もちろん娘であるソンニョの名前から取ったもの。しかし、ソンニョ本人はそれをとても嫌がっています。

ある日ソンニョは誕生日を迎えます。友人たちと楽しく過ごす予定のはずが、友人2人は、不自然に(?)2人共がトラブルに見舞われてキャンセル。しょうがなく1人寂しく過ごすソンニョ。
ですが、謎のイケメン男性がソンニョの部屋にいきなり出現します。
ソンニョさん、どれだけ前世で得を積んだのか?!とんでもねえ驚愕の誕生日プレゼントが届いたようです。
ソンニョの事を「子猫ちゃん」と笑顔で呼ぶ男性…そう、チョン・ナムウク、あの漫画の主人公が目の前にいたのでした。

1993年生まれで架空の都市出身、ガラケーを持つこのナムウク…。彼の携帯電話に登録されているのはソンニョ(現実)の電話番号のみ。
この漫画出身のナムウクと、現実世界のソンニョは強い繋がりがありそうです。
突然ソンニョの家に出現したナムウクをどうすることもできず、ソンニョは彼にしょうがなく同居を許すことに。2人の関係がこの日から始まります。

ワザとらしくてキザなセリフを連発し、漫画の中と同様にソンニョへの愛(?)を告白するナムウクですが、ソンニョはそんな彼の強引で能天気な態度にイライラ。
ですがそんなソンニョの気持ちはお構いなしに彼女が通う高校までやってきて、自然にクラスメイトになってしまうナムウク君…。(入学手続きをどのようにしたのかは、謎ですが)

しかし、そんな彼の存在が面白くないのは、ソンニョの男友達イェジュン(チェ・ヒョヌクさん)です。
ソンニョとイェジュンは5年も友人関係、イェジュンはモデルの仕事をしていますが、最近は俳優の仕事も初めているようです。
そんな世間一般でも人気者になりつつあるイェジュンですがご想像通り、イェジュン君もまたソンニョの事が密に好きでした。人前で堂々とソンニョを「子猫ちゃん」と呼び、無理矢理としても2人の世界をどこでも作るナムウクが気に入りません。

とはいえ、ナムウクは全く空気を読まないタイプなので、そのあたりの微妙な雰囲気は全く気にしない様子。(そこが彼の長所なのです)
そんな彼を当初は嫌がっていたソンニョ…でしたが、途中ナムウクがヘアスタイルを変えたこともあってか、次第に惹かれていきます。さすがイケメン。

ですが、彼はあくまでもマンガから出現したキャラ…現世界で生きるためには重大なルールが存在したようです。
そう、マンガの中に戻らなければ、彼は記憶を失くして"死"が訪れるというのです。正直、このあたりは展開の強引さを感じつつ…。
ナムウクが消えるという現実を知り、ソンニョはやっと彼が好きだと告げ、2人の気持ちはここで通じ合います。
そんな幸せな2人の時間もあっという間に終わりを告げそうです。
「寝ない」という設定のため、毎晩ナチュラルに徹夜していたナムウク君も、このタイムリミット設定のためなのか、日々身体が弱くなっているようでした。
彼の”原作”から、漫画へ戻れる鍵となる"マンガのコマ"を探し出し、現実世界でも同じ状況を試すことに…。一体どういう原作なのかよくわかりませんが。
そうこうしているうちに、遂にナムウクはマンガの中へ戻っていってしまいました。ソンニョは彼の事を恋しく思いつつ、一応元気に暮らしています。
しかし1年後…?!

ということで、主人公のナムウクというキャラの個性が立っており、嫌味がない天真爛漫さが演じるミンギュさんによく合っていて、そこで乗り切ったかな…というストーリーでした。
お話の展開にご都合主義的な強引さを感じながらも、明るく安定感があるストーリーで全体的に楽しいラブコメでした!

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