ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

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韓国ドラマ 結婚作詞 離婚作曲シーズン2 (感想)

おすすめ度:70%
ドンミ姐さん度:100%
セミ度:100%
原題:결혼작사 이혼작곡II 全16話(シーズン2)

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30、40、50代の夫婦の浮気・離婚の顛末を描いた、2021年放送のドラマ。

あらすじ・キャスト

30代夫婦:ラジオDJのヘリョン(イ・ガリョンさん)と弁護士サヒョン(ソンフンさん)。夫のサヒョンはウォン/ウィエン(イ・ミニョンさん)と浮気し、彼女は何と妊娠中。妻ヘリョンはそれを知り激怒。
40代夫婦:精神科医ユシン(イ・テゴンさん)とラジオ局プロデューサーの妻ピヨン(パク・チュミさん)。完璧な夫だと思う妻の一方で、ユシンは若い女優ア・ミ(ソン・ジインさん)と浮気中。
50代夫婦:大学教授のヘリュン(チョン・ノミンさん)とラジオ局放送作家のシウン(チョン・スギョンさん)。ヘリュンは雷に打たれたように女優ナム・ガビン(イム・ヘヨンさん)と恋に落ち、突然妻に離婚を申し出る。

感想

シーズン3へ続くという絶望
シーズン1では、ラジオ局で働く女性3人のそれぞれの夫が、どいつもこいつも例外なく浮気をし、そのニタニタした笑顔のデートシーンをダラダラと毎週見続けていると気付けば16話。
その中毒性ある気持ち悪さが、このドラマの最大の特徴です。とはいえ、それなりに面白くはありはしましたが、非常にもったいぶったシーズン1でした。
完全に消化不良だったシーズン1の後、「さすがに今回は祭りはあるんだろうな!?」と某ヘリョンさんのアイメイクのような目元で視聴し始めたシーズン2。
結論:祭りは(一応)存在しました
今回のシーズン2では、ふざけた夫たちの浮気が漏れなく妻たちにバレて、彼らの行動が見どころとなっています。
ですが、シーズン2で完結すると当初は思い込んでいましたが、14話あたりから「これホントに完結する?」と思っていたら、やはりシーズン3へ持ち越し!
これには正直、本当に半泣きになりました。完結して欲しかったです。

また、今回の序盤にドンミの亡き夫(院長)がまさかの半透明の姿で出現するという、困惑させられるシーンが唐突にあるのですが、"シーズン2は攻める"つもりなんだな…?と、ここで制作側の謎の強いシグナルを個人的に早々に感じ取った次第です。

ただ、今作も中盤まではシーズン1を彷彿とさせるもっさりした展開と、このドラマ特有の「空想シーン」にまんまと257回ぐらい騙され、別の意味でキレそうになりました。
各キャラが「~だったらいいな♡」的な想像のシーンを、細かいカットで多用するのがこのドラマのある意味伝統でもあります。
特に予告シーンでこの空想シーンが採用されることが多く、その度に「来週はとんでもねえ事が起こる!(鼻息)」と思いきや、ハイ夢でした☆残念!という状況ばかりになり、257回騙された後に学んだ私は、予告シーンを見るのを止めました…。

とはいえ、今回のシーズン2はより"クセが強く"、割と振りきったシーンも多かったため、個人的には結構楽しめました。
シーズン1の展開にイライラした方は、キャラの性格設定だけを押さえていればシーズン2だけ視聴するのも全然アリだと思います。

ゆるいネタバレありの感想

チョン・スギョンさんインスタグラムより

それぞれ3組の夫婦。夫の浮気…各夫婦の「結末」はどうなるのか?!
離婚か?修復か?修☆羅☆場か?という単純な答えを追って、夜なのに昼ドラのようなネタ満載で、シーズン2も走り続けたこの作品と視聴者。
よくこれだけ延ばしますね…と困惑しつつも、観てしまうのはやっぱり独特の気持ち悪さ(褒めています)ではないでしょうか。

この作品のキャラクターたちですが老若男女問わず、どいつもこいつもアレだな…と困惑しっぱなし。
そんな中、個人的に一番ペンライトを振ってしまいそうになっていたのが、シーズン1からトップクラスに"アレ”なキャラクターである、我々のドンミ姐さんこと、キム・ドンミ(キム・ボヨンさん)。
ドンミ無しでは作曲も作詞も成り立たない…そんな永遠の20代、クィーン☆ドンミ。
今作はそんな世界のDONMI(DONG MI)ファンの気持ちが通じたのか、底なし沼のように深い欲望を持つ姐さんのアグレッシブな世界がより大胆になり、個人的にはまあまあ満足でした。

ということで、3組の夫婦の行く末と、恐怖のドンミ劇場について書いていきたいと思います。(以下誇張表現が大きくあります、すみません)

DJヘリョン&弁護士サヒョン&浮気相手ウィエン
ウィエンの妊娠で自分の立場を忘れ、とことん舞い上がるサヒョン。
家に帰れば妻ヘリョンに怒られ辟易としながらも「離婚したい」「浮気相手とは別れる」だの、適当な約束ばかり。
一方でウィエンに会う際は「妻と別れる」と言ってみたり、優柔不断でお気楽すぎる中学生のような男、サヒョン。

この家族の血なのかお気楽でトンチキなサヒョンの両親も、息子を誘惑した年上女!という鬼退治ムードで相手のウィエンに会うものの、なぜか一気にウィエン(ウォン)&パダ(胎名)に夢中。ヘリョンに隠れてウィエンに頻繁に会い、まるで息子の妻のような扱いをする2人。
そんなある日、ウィエンを家族で囲む"食事会"に、般若の顔のヘリョンが時代劇を彷彿とさせる振る舞いで乱入。いきつけの焼き肉屋で皿を割る程キレてしまうヘリョンさん、マスコミにリークされてなくてよかったですね。
自分だけ悪者にされたような気分になるヘリョン(そりゃそうです)でしたが、急に態度を180度変えたりするものの、突然(訳あって)離婚を承諾&笑顔に。
しかし、その直後「緊急記者会見!素顔のヘリョン涙の離婚劇スペシャ」を繰り広げ、サヒョン一家やウィエンにマスコミを使って社会的制裁のキツイ一撃を加えます。
ですが、お気楽一家&よくわかんねえウィエンには大したダメージはない様子(なんなの?セミなの?)

PDピヨン&医師ユシン&浮気相手ア・ミ
歯が浮くようなセリフを女性に駆使し、妻ピヨンにも浮気相手ア・ミにも良い顔をしていた自他共に認める"完璧"ユシン。また、妻ピヨンも自信満々で「うちの夫に限って」と思っていた夫婦…。
しかしそんな完璧の壁も、じりじりと崩れてゆくのを察知したユシン。あくまでもアミの"ために"別れると、しらじらしく宣言。
しかしアミがユシンの想像以上にしつこく、酒乱にまでなってユシンを追うことに。(この時にはまだアミはセミになっていませんでした…。)ユシンの魅力にハマると、女性はみんな中毒症状のようになってしまうのでしょうか…?恐ろしいです。
ユシンの経営するシン中央病院に入院したアミを見て、可哀想になりVIPルームを手配して気遣うユシン。ですが、同時に胸に手をあてて泣く(実は泣いてない疑惑)ピヨンの母の体調が悪化し、こちらもユシンの病院へ搬送。
ユシン院長、さすがにこの状況が忙しすぎて鉄壁ガードが疎かになり隙がうまれてしまいます。

ピヨンは完璧夫ユシンが浮気相手疑惑だったアミを抱きしめている姿を目撃し、大ショックを受けます。
ユシンのわざとらしいセリフと流し目が走馬灯のようにピヨンの頭の中を巡り、怒りが大噴火。
まさかのピヨン&ユシンしか出演しない伝説の第12話「夫婦の2人だけの徹底討論会☆1時間スペシャ」を強行し視聴者の度肝を抜きます。
最初はフンフンと真面目に2人の話を聞いていたものの、途中から「長すぎない…?」「セリフ全部覚えてるのかな?俳優さんはスゴイな~」と、あまりの尺の長さに全く違うことを考え始めてしまい、別の意味で我々に強烈な印象を植え付けた2人。
孔子の話、エリザベス女王の話、AIの話など多岐に渡る例え話の末、土下座や逆ギレ含め、長時間気持ちをぶちまけた2人でしたが、結局折り合いはつかず平行線に。(知ってた)
結論:離婚
また、完全体のセミとしてのアミのとんでもねえ斜め上を行く性格設定に、ユシンおじさんもこれには無言。呆れたピヨンは、もはや半笑いするしかない状態に。

 放送作家シウン&大学教授ヘリュン&浮気相手ナム・ガビン
シーズン1で大爆発してしまったシウンとヘリュン夫婦。
落雷後に無事離婚したウキウキおじさんことヘリュンは、ガビンと結婚を計画中。新郎新婦で歌を披露する練習をし、あまり参列者は嬉しくなさそうな出し物を決めるなど、ウキウキが大加速。
そんな呆れた2人をよそに、職業柄手首に湿布がかかせないシウンは追突事故に遭い、首に何とサポーター(コルセット)を巻いて登場した時には、どれだけこのキャラは
"巻く"のか…と、個人的に大困惑。
そんな時シウンの担当しているラジオ番組にナム・ガビン登場。ちょうど事故に遭っていたシウンはガビンとはニアミスだったものの、元妻を挑発するような態度にシウンは怒りで震えあがります。
ナム・ガビンと会って話した際には、ガビンはヘリュンとの間に子供が欲しい、(元妻との)子供たち同士とも交流させたいと平然と話すなど、シウンの手首と首が更に痛くなるようなセリフを連発。
ガビンさん、シウンさんは比較的控えめな方ですが、ウルサイ娘の存在を甘く見ない方が良いと思います。(2時間説教コース確定)
しかし、そんなウキウキおじさんとガビンとの結婚話もなんと暗礁に乗り上げます。ガビンの両親に不幸があったのが理由ですが、気落ちしたガビンの側に元カレでパーフェクト御曹司が満を持して登場&怒涛の求婚(普通に怖い)。
ガビンは両親の死を経験し、「愛している人と結婚するべき」と気付き、ヘリュンに別れを告げます。涙目のヘリュン教授の行方は一体?

イ・ガリョンさんインスタグラムより

魅惑のドンミ劇場~愛憎爆発編~
シーズン1では持病のある夫にカロリー豊富な食品を食べさせて、ついに願いを叶えたキム・ドンミ。
夫亡き家では、お手伝いさんに「この家は(院長が)出る」と不吉な幽霊話を出されます。しかし「死人に何ができるのか」と鼻で笑うドンミ。さすが年の功。
しかし、ユシンLOVEのドンミ姐さんはこのきっかけを見逃さず、ユシンとピヨンの家で同居し始めるドンミ。
7話では80年代(?)のような妙な色っぽいシーンで、月に浮かぶユシンに愛を爆発させたドンミ。正直、思わずスクショしそうになりました。
ユシンと甘いひと時をどうにかして過ごそうと、隙あらばユシンを狙うハンターの血。ピヨンに睡眠薬を盛ろうとし「姐さん…さすがにそれは…」とドンミファンも思わずドン引き。
途中ピヨンが体調不良で入院した時は「あのまま死ねば」などと、目を血走らせる一方で、神に「若い男と暮らしてみたい」と下心100%の清々しい気持ちを願う、さすがの彼女。

しかし、ある日そんなドンミに白髪が増えそうな衝撃が走ります。そう、ピヨンから29歳の女とユシンの浮気を聞いたのでした。
半狂乱になってしまうドンミ…思わず「(相手は)キレイなの?!」と真っ先に聞いてしまうところ、心は永遠20代の姐さんらしくて良いと思いました。
ユシンに速攻で「離婚」を口走るピヨンに「離婚したら負けよ!」とやたら好戦的なドンミ。そんな態度はアミにも伝わり、アミ的にも敵はもはやドンミのみ。
しかし完全体になったセミことアミに、しばしばジェネレーションギャップを感じてしまうドンミ姐さん…。
嫌味も直球の言葉もセミには全く通じず、感情的&暴力的になってしまいますが、逆にユシンに諭され、ドンミはキレ散らかしてしまいます。
加えて姐さんの唯一の欠点「老い」をヤング☆アミに何度も攻撃され、血圧が更に上昇。ケンカしまくるドンミとアミに、小学校の先生状態のユシン&ピヨンは無言に。

爆モテのエンジニア部長
シーズン2はラジオ局のミステリアスな男性部長、ソ・バンさんが何故か急激に人気者に変身。

ご本人は特に変化は見られませんが、メインの女性3名含めほぼ全ての女性キャラ全員から好意を持たれているようです。第2のユシン登場でしょうか?今から震えが止まりません。ただ正直、ネタ不足を感じさせる時もありましたが…。

ということで、シーズン2はより喜劇的な側面を出してきたな…と感じ、それなりに面白く視聴しました。
結末としては3組とも離婚を選択。ある者は後悔し、ある者はハッピーで…?
ですが、シーズン2のエンディング付近の謎の結婚式シーン
アミ&弁護士サヒョン
ウィエン&ソ・バン部長
ピヨン&御曹司ソ・ドンマ
あれは何でしょうか?!また騙されるパターンなのか、恐怖の壮大な"夢オチ"への階段でしょうか?ドンミ姐さんは再婚不可なのでしょうか?震えて夜も眠れそうにありません。

「ハア…終わらないのか…」という失望と謎、そして震えを残して、我々はシーズン3を待つしかありません。
全体的にねっとりとしたユシン的雰囲気と、思わせぶりなムード、アイデンティティでもある特徴的な気持ち悪さは失わず、全組離婚という一応の「答えを出した」という進展があって、とりあえず良かったなと思った次第です。
しかし続けますね、このドラマ…。 

シーズン1感想はこちら:

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