おすすめ度：25％
謎伝説度：100%
無理矢理な出会い度：100％
原題：커피에반하다 / Fall In Love With Your Coffee
バリスタとして働く女性、カウルには悩みがあって…？2018年のWEBドラマ。
あらすじ・キャスト
コーヒーショップでバリスタをしているカウル（ジョン・ヘヨンさん）は、恋愛経験ゼロの28歳。
男友達のジェホン（イ・ジェホンさん）はある話をして、カウルをからかいます。
カウルは焦って男性を紹介してもらうことにするが…。
感想
約6分ｘ全4話という驚異的な短さのWEBドラマです。
ただ、私はこのタイトルとイ・ジェホンさんの映っているポスター？（というか動画サムネイル）にピンと来たため、即視聴を開始しました。
というのもご存じの方もいると思いますが、ジェホンさん主演の同じような短いWEBドラマでコーヒーのネタの前作「恋の味も知らないくせに」の存在があったためです。
もしかして続編？！という、軽い興味を解明したい気持ちで視聴しました。正直、前作（？）も特段面白い訳ではありませんが（すみません）、妙な親近感と共に続きがあるなら…という訳でした。
ちなみに勝手に抱いた淡い期待は裏切られ、結論として前作とは全く関係ありません。
今作は女性のバリスタ、カウルが自身の恋愛経験に悩むというストーリー。
率直な感想としてはオチがガッカリというか、困惑させられるといいますか…。
もう少し”しっかりと”物語を終了して欲しかったなあとは思いました。全4話ですが、次の5話が存在すると思ったぐらい中途半端に感じました。
ということで全体的にはちょっと締まりがなく、何だったのか感が強くあったドラマでとはなっていました。（すみません、個人的な感想です）
ゆるいネタバレありの感想
イ・ジェホンさんインスタグラムより
バリスタのカウル。日々コーヒーの研究をして、熱心に働いています。
そんな彼女を邪魔しに来る友人がジェホン。
まあジェホンさん、前作ではバリスタだったのでしょうがないのかもしれませんが、カウルに「コーヒーの濃さは恋愛経験に比例する」「お前のコーヒーは薄い」などとワケのわからないイジリをカウルに平然としていたので、視聴していて若干セリフにイライラしました。ジェホンさんが悪い訳ではないのですが…。
ちなみに演じる役名とご本人のお名前が同じというのは、別作品でも多々ありますが、どうなのかなといつも個人的には思ってしまいますが。
好きな女子に対する小学生男児のような態度を見せる彼。
この時点で既に9割方ジェホンはカウルの事が好きなのだと察することができますが、畳みかけるように「恋愛経験ないよな？」とストレートに聞くジェホン。
仲が良いとは言え、正直私は彼の質問内容が普通に気持ち悪いなと思ってしまいましたが、なんせ5分ドラマのストーリー導入部ですのでどうしようもありません。
ジェホンは「母胎ソロ（恋愛経験ゼロという意味）は生後1万日で天使になる」というよくわかんねえ言い伝えをカウルに話します。なんでしょうか、都市伝説と似たような感じでしょうか。
もちろん当初はこんな話は冗談と思っていたカウル、しかしその後お客さんがお店に残していった謎の本と白い羽にドキッとします。その本にもジェホンが言った通りのストーリーが書かれていたからです。そして羽は、天使の羽の落とし物…？
一気に彼女の中で例の嘘くさい伝説は信憑性を持ち始め、カウルは妙にその話が気になり始めます。カウルさん…。
現在28歳のカウル、計算すると1万日までなんとあと約30日あまり。時間が全くありません。
迷信だと思っていても、やはり気になる様子。焦ったカウルは、親友に頼み込み男性を紹介してもらうことに。行動が早いです。
1人目は、大人っぽい男性。
話が盛り上がっているようには視聴していた限り思えませんでしたが、男性はカウルの容姿を褒めているので、彼女のことは気に入った様子。
とはいえバリスタのカウルに対して「苦いものを飲む意味がわからない」などと、真正面から煽るスタイルの男性のようです。ご自分が飲んでいるカフェモカにもコーヒーが入っていることは失念されているようでしたが…。
しかしカウルは、この男性のある行動を目撃して一気に興ざめしてしまいます。
2人目の男性。
何と彼は過去に電話番号を書かれた紙を渡してきた男性でした。積極的なこの彼ですが、再びカウルに「電話番号を教えて」とお店にやってきたのです。
この方も視聴していて正直怖いと思いましたが、カウルはこの男性と会い始めます。しかし、彼にも問題が。元カノ大量存在問題。
カウルさん絶望。ついに時間切れ…？
カウルはなかなか良い男性に巡り合わず、ついに”天使”になってしまうことが確定か？
いよいよヤバいと感じたカウルは全ての発端の友人のジェホンに泣きつきます。ジェホンはそんな彼女の話を笑って聞き、なだめますが…。
最終的には結局ジェホンさん…どうして…？となり、脱力してしまいました。
正直、ここまで観ていた我々を是非ともスッキリさせて欲しかったなあと、かなり残念に思った次第です。ちょっとというか、かなり締まりがない終わりでした。
ストーリーとしては問題ないように思えましたが、視聴後にモヤモヤするというか、このままですと（？）ジェホン君が単なるウザいキャラで終了してしまっていたのが妙にひっかかる作品だったかなと思います。
