ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ 恋するシャイニングスター~気になる彼は星いくつ!?~感想

おすすめ度:68%
社内の風紀のみだれ度:100%
輝くゲスト出演者度:100%
原題:고호의 별이 빛나는 밤에(ゴッホの星が輝く夜に)全8話(U-Next版)

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横暴上司のいる職場に元彼氏も登場?2016年のラブコメ・ミニドラマ。

 あらすじ・キャスト

彼氏にフラれ、横暴な上司のテホ(キム・ヨングァンさん)に振り回されているコ・ホ(クォン・ユリさん)は、疲労気味の毎日。
彼女の息抜きは、とあるWEBにコラムニストとして男性に対する評価などを書くことだった。
そんなある日、新しい上司としてやってきたのは、何と元彼氏のジフン(イ・ジフンさん)。
気まずい雰囲気で憂鬱になるコ・ホだが…。

感想

かなり適当に観始めたら、思ったより面白くて一気に観てしまったドラマでした。短いのもあって観やすく良かったです。
特にこのドラマならではのユニークな点などはコレと言ってあまりないのですが、典型的な王道のラブコメストーリーに仕上げてあります。
ストーリーのテンポもよく、安心感があってストレスなく楽しめました!
(王道ラブコメ最高!)

タイトルが若干謎でしたが、このドラマの原題が 고호의 별이 빛나는 밤에(ゴッホの星が輝く夜に)というタイトル。
画家のゴッホとこのドラマの関係がわからなかったのですが、主人公女性のコ・ホさんのお名前とゴッホをかけてあるらしいです。
加えてこの主人公が、男性をコラム内で星評価を付けているのも関係していると思われます。

この作品は中国と韓国の合作で作成されたWEBドラマ(ミニドラマ)ですが、制作陣が『ピノキオ』の方々だそうです。
そのおかげなのか、イ・ジョンソクさんやパク・シネさんもカメオ出演(ゲスト出演)されていました!突然それぞれ出現したお2人ですが、観ていてビックリしました。映ると一気に画面が明るくなりますね…さすがです…。

広告会社に勤務するコ・ホ(クォン・ユリさん)は副業としてコラムニストをしています。書いている記事は男性に対する辛口コメントと評価など。
もちろん元ネタは自分の周囲の男性…上司のカン・テホ(キム・ヨングァンさん)だったり、セクハラ男性だったり…。しかし社内のみんなには、もちろん秘密。

そんなある日彼女の会社に、元彼氏のジフンがやってきます。これにはさすがに動揺してしまうコ・ホ。
実は彼女はジフンからフラれた側なので、それに対する恨みのような気持ちもあるし、とにかく気まずい。
そんな彼女のくもりがちな表情に1人気付いた男性がいました…、横暴な上司のテホでした。

ゆるいネタバレありの感想

キム・ヨングァンさんインスタグラムより

U-Next版で視聴したので全8話でした。ミニドラマだと知らずにに観始めたので「このドラマ展開が速いな!」と感心していたら、単に全8話だったと気付き、短さに大変驚きました。
つまり、かなり早い段階で主人公のコ・ホが一気にモテモテ人間になります。ここは漫画っぽくて大変良かったです。
ちなみにコ・ホは最高5人に好かれてしまうというスゴイ状況。これはなかなかの記録。

ご想像通り、最終的には横暴上司のテホと元彼氏ジフンとのコ・ホを巡る一騎打ちになります。
職場後輩のジョンミン(シン・ジェハさん)という年下男性も参戦した時は、年下男性という立場の主張がやたら激しく、ちょっと面白かったです。
後輩「僕と寝ませんか」
私「この職場大丈夫か?(困惑)」
ストレートすぎる誘い文句を使う後輩に、若干の不穏な気持ちも持ちつつ…。

しかし!
このドラマの絶対的な安定感が、横暴上司ことカン・テホ(キム・ヨングァンさん)です。
何が良かったかというと、コ・ホのことを実はずーーーっと好きでいたわけですね。はい、優勝。
テホとコ・ホは師匠と弟子の関係で、ずっとテホが育ててきたようなもの(らしい)。仕事を一緒にしながら、コ・ホに彼氏ができた時、楽しそうな時、別れた時…そんな彼女を実はずっと静かに想い、見守っていました。

そしてそんなテホを演じる、キム・ヨングァンさんが、役にピッタリでした。ちょっとぶっきらぼうだけど、すっごい優しいところ…。
これは完全に漫画のキャラ…最高でした。
このカン・テホの場合は、そもそもずっとコ・ホを見守っていて、待っていたのもあり、「裏切らない感」がハンパない。
こういうメインの男女ですが、ドラマ的には一度別離のエピソードが入ってくるのですが、
その心配がなかったというか…。(まあ短いドラマなので尺もないですが)観ていてもテホは絶対に許してくれそう、という安心できる部分がどっしりとあったため、一視聴者として絶大な信頼感を持ってしまいました。
ヨングァンさん、ご自身もなんとなく豪快な雰囲気もあるので、細かいことに怒らないというか、そういう受け止めてくれそう感があって、大変良かったです。

最後正式にカン・テホとコ・ホは付き合うことになりますが、あのエラソーだったテホが、部下でもあるコ・ホに対して敬語になったりと、そのあたりの演出がマジで大変素晴らしかったです。
こういう微妙なニュアンスの言葉遣いのセリフなどは、ほんとにオリジナルの言語(韓国語)が理解できれば…と非常に残念に思います。韓国語がわかる方は、もっと面白く感じるのではないでしょうか。

ということで、王道でとても良い感じのラブコメドラマでした。
特にキム・ヨングァンさんのキャスティングがとにかくハマっているなあ…という点がとても印象的でした。
平和で楽しく観ることができました!

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