おすすめ度：47％
つけ耳度：100％
3人の魔女度：100％
原題：마녀의 사랑（魔女の愛）全12話
人間と魔女の恋は命懸け…？クッパ店を営む3人の魔女の秘密とは。2018年放送のラブコメドラマ。
あらすじ・キャスト
街角で繁盛するクッパ店…営業時間は短く、取材は全てお断り。
謎のお店だが、営業しているのは実は3人の「魔女」たちだった。チョホン（ユン・ソヒさん）、イェスン（キム・ヨンオクさん）、エンドゥ（コ・スヒさん）は、年齢が異なるものの、それぞれ魔女としてお互い助け合い、家族のように暮らしていた。
そんなある日、クッパ店が入る建物のオーナーのソンテ（ヒョヌさん）が、過去の自身の誘拐事件とこのクッパ店の関係を怪しむが…。
感想
軽く観始めたのですが、思ったよりも楽しく観ることができました。
パク・ソジュンさん主演の『魔女の恋愛』とタイトルが似すぎていますが、違う作品で、こちらは比喩ではなく本物の魔女です。
ラブコメですが、魔女というファンタジー要素が入っているものの、そこまでわざとらしさもなく、観やすかったです。
ラブストーリーが、チョホン（ユン・ソヒさん）を巡ってソンテ（ヒョヌさん）とライバルのジェウク（ホンビンさん/VIXX)との関係が描かれます。
ですが、この2番手のジェウクさんの線が、もう少しストーリー的に上手く（強く）描かれていればなあ…と残念に思いました。
チョホン（ユン・ソヒさん）
可愛い魔女。銀行勤務の人間の男性と恋に落ちるが…。
目元がとても魅力的で可愛いソヒさん、
ちょっとミステリアスな雰囲気もあって、魔女的でとても可愛らしかったです。
イェスン（キム・ヨンオクさん）
3人の中で一番高齢の魔女。
厨房一筋…数々の魔女のトラブルを見てきた。
エンドゥ（コ・スヒさん）
中年の魔女。
その昔はモテモテだったらしいが、人間との辛い恋を経験した。
いつも大サイズのヘアアクセサリーを着けている。
化粧やファッションが古い。
ゆるいネタバレありの感想
ユン・ソヒさんインスタグラムアカウントより
魔女のチョホン（ユン・ソヒさん）が付き合っている人間の男性と失恋し、魔力を失うところ
あたりから面白くなってきます。
この男性なのですが、結構ムカつく男性です。チョホンに近づいたのは、彼女が好きというよりも資産（土地やクッパ店）が目当てだったんですね。チョホンに資産がないとわかると、次の女性に乗り換えます。それを目撃してしまい、チョホンは失恋してしまいます。
人間の男性に恋をして裏切られると、魔女は魔力を失って、ありとあらゆる”魅力”がなくなり、恐ろしい（？）姿になってしまいます。
チョホンはそれに恐れてしまい、禁断の黒魔女ファジャと取引することに…。
取引として黒魔女にチョホンの母の指輪を渡し、ギャグのようなデカい「耳」をもらった
チョホン。
この「耳」を着けると、運命の人がわかるらしいです…。そしてその運命の人から、3週間以内にキスしてもらうと、魔力が復活するとのことです。
チョホンは早速デカい耳を着けて、外出。
これは他に何かアイテムが思いつかなかったのかと、正直観ていて困惑しました。
ギャグすぎました。
しかし、運命の人が結構あっさりと見つかるので、適当すぎだろ…（無言）となりました。
ご想像の通り、運命の人はソンテ（ヒョヌさん）でした。
ただ、少し視聴者をかく乱させる部分があり、その場ではジェウク（ホンビンさん）も実はいたんですよね。
そしてキス問題です。
3週間以内にキス…というタスクがあるので、あの手この手でソンテにキスしようとするチョホン。
視聴していて「これ、もしかしてキスするまで全14話かかるタイプ？」と危惧しましたがそうではなかったので安心しました。思ったよりも結構キスシーンがあるタイプのドラマです。焦る必要もないぐらい無事、キスして魔力が戻るチョホン。
しかし、同じ時期にジェウクがチョホンに人工呼吸（＝キス）もしていました。ここですが、ちょっと「おっ？！」と思わせる線があったんですよね…。2番手ジェウクをもう少し面白く描いて欲しかったなあと思います。
いつもはどんなドラマでもだいたい100％％メインの2人を応援するのですが、この作品では2番手のジェウクを応援してしまいました。
というのも、魔女は「愛されないとだめ」という部分があります。自分から愛するのではなく、人間から愛されること…。
これが観ていて「ジェウクの線があるか？」とまあまあ期待したのですが…。
ソンテがなんとなくチョホンと合っていない（性格が）のではないか…と何となく思う部分を感じてしまいました。そのため、ジェウクの安心感というか変化しない優しさと愛情から、次第に彼を応援してしまいました。
とはいえ、ラブコメの宿命、最終的にはソンテと無事結ばれるチョホン…。
最後は実はチョホンの血がソンテに入っていたというよくわからない無理矢理感のある「縁」が語られました。正直このエピソードに関しては、エンディングにしてこじつけがハンパないな…と思ってしまいました。
ということで、ジェウクでは何故ダメだったのか…という気持ちをぼんやりと残しながら観終わってしまいました。（もちろんソンテのエンドでも問題なかったですが）
全12話ということもあり、観やすかったです。
ファンタジー部分もありましたが、そこまで気にならずに楽しめました。ユン・ソヒさんが魔女っぽいところが、とても気に入りました。可愛かった！
