おすすめ度：78％
ソノ君再び度：100％
俺が好きだろ度：100％
原題：좋아하면 울리는 Love Alarm Season2（ラブアラームシーズン2）全6話
出典：Netflix Korea
ラブアラームで相手の気持ちがわかる？大人になった3人の恋の行方とは？2021年放送のラブストーリー。
あらすじ・キャスト
『恋するアプリ Love Alarm』のシーズン2。ソノ（ソン・ガンさん）とジョジョ（キム・ソヒョンさん）が別れてしまった4年後から始まります。
ジョジョはヘヨン（チョン・ガラムさん）と付き合い始めていた。ソノもモデルのユクチョと交際中。
しかし、ソノはまだジョジョを忘れている訳ではなかった。
再び出会ってしまうソノとジョジョ。鳴るラブアラーム。ソノは気持ちをジョジョに伝えるが…。
感想
色々と、ざわつきました！！！
シーズン1で、ソノ君のイナズマのような魅力に取りつかれてしまったものの、ここから！！！という部分でいきなり終了。半泣きになって待っていた待望のシーズン2！
しかし何と全6話…想像以上にすくねええええ。
違う意味で半泣きになりました。（ざわつき、その１）
大人になった彼らのためか、ちょっとトーンダウン気味。
謎の事件を絡ませていて明るさがあまりないシーズン2でしたが、随所に（期待していた）ソノ君らしさもあり、その部分はシーズン1のように楽しめました。
ただエンディングの描き方は説明不足を感じ、納得はしにくかったかな…。
ラブアラームというものですが、10m圏内の自分への好意を、周囲の方々にも大音量でお知らせしてくれる便利なような不便なようなアプリです。
シーズン2ではラブアラーム2.0というアップデートされたバージョンが利用されています。アプデ内容としては、「あなたを好きになる人」という、予測/おすすめ人数や人をお知らせしてくれるという、これまた便利なのか不便なのかよく分からない内容です。
ここでシーズン1を振り返りますと…
ラブアラーム シーズン1まとめ
- ラブアラームというお互いの気持ちがわかるアプリが爆発的な人気になる。
- ジョジョ（キム・ソヒョンさん）は他界した両親の借金を背負った叔母の家で
イジメられながら居候の日々。 - ヘヨン（チョン・ガラムさん）はジョジョと同じバイト先ということもあり、密かに
ジョジョの事が好き。 - ソノ（ソン・ガンさん）が海外から戻ってくる、ヘヨンとソノは幼馴染の親友。
- ジョジョとヘヨンの高校にソノが転校し、ジョジョにヘヨンはキスする。
- ジョジョを巡ってライバル関係になったヘヨンとソノ。
- ソノとジョジョ、お互いラブアラームを鳴らし無事にカップル成立
- ジョジョとソノが修学旅行中に交通事故
- ラブアラーム開発者でありクラスメイトのドックがジョジョに「ラブアラームシールド」という気持ちを隠すアプリアイテムを渡す。
- ジョジョはシールドを使ってソノに自分の気持ちを隠し、別れを告げる。
- 4年経過
- ソノはモデルと交際、ヘヨンはジョジョに再会し彼女への気持ちを表す
- ジョジョ、ヘヨン、そしてソノ…因縁の3人が偶然集合し、ジョジョのラブアラームが再び鳴り始める。
シーズン2はソノ君も大人になってしまったのか、シーズン1の暴風雨ような態度は少し消えてしまっていました。残念。それでも、いつものソノ君らしさは隠しきれてはいませんでしたが…。
ただ、全体的にメイン3人＋クルミ共に尖った部分はなぜか消え、重さも入れたシーズン2でした。
最終回は想像とは違って少し驚きましたが、まあまあ良い終わり方かもしれません…（もやもや）
ゆるいネタバレありの感想
ソン・ガンさんインスタグラムアカウントより
ヘヨンとジョジョは付き合っていますが、ジョジョのラブアラームにはとある細工がされていました。彼女だけ特別に開発者から送られた「盾」がインストールされていて、ジョジョは「誰のラブアラームも鳴らせない」状態です。
これ原因でソノやヘヨンが、ジョジョの気持ちを確認することができず、疑心暗鬼に。
ジョジョは開発者である高校の同級生ドックに頼んで、盾を解除してもらおうとしますが、何と彼は亡くなっているという情報を得て途方に暮れます。
ドックと謎のブライアン、そしてストーカー的なミステリー部分もあり、ちょっとダークな仕上げになっていました。
シーズン2は全6話と大変短かったのですが、シーズン1から続くソノ君らしさを強く感じたピークは第3話、第4話だと思います。好きなソノ君エピソードを書いてみます。
ジョジョがラブアラーム開発会社の社長ブライアンと盾について話しているのを、かなり距離がありながらも、しっかり会話を聴いていた地獄耳ソノ。
即座にジョジョに盾について、アイコンタクトを要求しながら問い詰めます。
ソノ：俺を好きだとバレるからか？（激詰め）
ソノ：お前は俺が好きだ（迫真）
ソノ：まだ俺に恋してる(断言）
ソノ：好きなんだ！！！（響き渡る声）
強気のソノ君４連発、ここは正直視聴していて、いつものソノ君が戻ってきた！という感じで大変嬉しかったです。
ジョジョと話していたブライアンにも激怒し、盾について問い詰めキレます。
ブライアンは盾はチョン・ドックとジョジョの問題で自分は知らない（事実）と告げたところ…
ソノ：チョン・ドックって一体誰なんだよ！？（ガチギレ）
質問の回答としましては、ドックさんはソノ君の高校のクラスメイトです。
ソノ君は芸能人だったので、印象の薄かったドックさんの事は忘れているようでした。
出勤前のジョジョを、車の中から監視しているソノ君。
バスに乗車したジョジョを、メルセデスベンツのデカイ車でクラクション鳴らしまくりながら、ジョジョというか最早バスを追い回すソノ。
ソノ君…危険運転はやめて下さい！
大学までジョジョを追いかけたソノ君。遂に人気のない場所でジョジョと対峙し、当たり前のようにキスします。
ソノ：ほら、俺が好きだ（自信）
ソノ：好きな人には緊張する（豆知識）
ソノ：納得するまで離さない！（混乱）
第1話始まりから静かだったソノ。
シーズン1のような態度はもう観れないのか？と少し心配していたのですが、シーズン1で上半身裸の写真を授業中のジョジョに送りつけるマインドをソノ君は2でも決して失っておらず、安心した次第です。
ソノ君の特徴としてジョジョが言葉を発する前に、続けざまにバシバシと自信満々に色々断言するのですが、ソノを演じるソン・ガンさんの大きな瞳で「俺が好きだろ？」と言われたら、
マインドコントロール状態になるのでは…とジョジョを心配してしまいました。
ソノ・ジョジョ・ヘヨンの三角関係ですが、ジョジョはドックから再びチートアイテム「槍」を受け取り、自分の気持ちをヘヨンに知らせます。
ハッキリしないジョジョの態度にイライラしつつ、新たなアイテム登場でこのあたりは「なんなの？」と正直思いました。
ソノ君が「ラブアラームが無ければこんな事になっていなかった」と、かなりの正論で警鐘を鳴らしてくれたソノ君でしたが…。時既に遅し。
盾と槍で都合よく自分の気持ちを表現するジョジョには、視聴していてソノ君並みにキレそうになりました。
ですが、最後ドックがジョジョに「アイテムを使ってでも告白したかったのなら本心」というようなことを告げます。ここはなるほど、というか、物の見方は決して一面ではないなと少しハッとしました。ドックさんありがとうございました。
最終的にジョジョは、自分が本当に心の拠り所にしていたのはヘヨンだと気付きます。
そう・・・、結末としてヘヨンとくっつくジョジョ！（最大ざわつき）
ヘヨン、本当に優しくて良い人すぎるんですよね…。「自分はずっと待つ」なんて、ジョジョは本当にヘヨンと付き合った方がいいよ？と2話で既に思っていました。
そんな良い人のヘヨン君ですが、ジョジョの大学の食堂での件は特筆すべきかと思います。
何度もラブアラームを不必要に鳴らしまくった事件では、正直ヘヨンに困惑というか、周囲もドン引きというか、恐怖でしたが…。（まあジョジョは嬉しそうにしていたのでOKです。）
そんなラブアラームを何度も鳴らすクセのある（食堂、校庭）ヘヨンに、結果ジョジョを奪われてしまったソノ君。ジョジョのアラームを鳴らす回数が少なかったのでしょうか…。
個人的には100％もちろんソノ派だったので、ソノ君の敗北には少し…かなり、相当寂しくもありました。今までは常勝のソノだった訳ですから…。
ですが3人とも成長したな…良かったね…という終わり方でした。（脚本家の方勇気ある選択でした）
ただね…、微妙な気分というかスッキリしない感というか、ジョジョ本当にそれでいいの？？（激詰め）という気分は残りましたが…。もちろんヘヨンは全く悪くないんですが…。
というのも、ジョジョが最後までハッキリと自分の気持ちを語ってくれなかった、というのが大きかったかもしれません。
しつこいようですが、ヘヨンを選らんだというジョジョの選択は良いし、ストーリー的にも悪くないと思いますし、理解できます。
が、ジョジョが最後までソノにきちんと対面せず逃げてばかりで、「どうしてソノがだめだったのか」とういう部分の説明不足を常に感じてしまい、ソノに同情しました。
ソノ性急さ、やや未熟な態度との対比してヘヨンという存在は良かったし、ジョジョがヘヨンを選ぶ理由も十分わかるんですが…。
ただソノも十分すぎるほどジョジョを想っていたのは、常に明らかだっただけに…。
上から目線ですみませんが、脚本的にソノに対して真摯な態度がやや欠けていたように思いえます。
ソノが何度となく「俺が好きだろ」とジョジョに問う場面がシーズン2でもありましたが、ジョジョは常に曖昧な態度でYesともNoとも返事をしませんでした。ヘヨンが好きだった、という選択をとるならどうしてソノにちゃんと言わなかった？、とも思います。（最後言っていましたが、何となくソノに答えを言わせるような曖昧さ…）
ヘヨンエンドとしても、結末の描き方をもう少しスッキリ納得させて頂ければありがたかったというか、視聴後のこのモヤモヤ感はなかったかもしれません。
いつもジョジョとの関係において、一方的に置き去りにされてしまいがちなソノがとても可哀想でした。
ジョジョとソノの別れた理由が1行だった部分や、ブライアンが結局何がしたかったのか、ドックの謎など所々ややストーリー展開が描写不足かなと思う部分も結構あったので、不満は残りました。ただ、シーズン3の可能性はあるかもしれません。ドックが新しい場所を借りたりしてましたし、ラブアラーム3.0リリースに向けて…。（ソノ君もそう簡単に諦めない可能性…？）まあないとは思いますが…。
ですが個人的にはこのドラマ、ソノ君のグイグイ行動するエピソードを中心に観進めると楽しいと思っているので、その点においてはシーズン2も満足でした。
ですがちょっと短さ的にも「ん？」と思ったシーズン2でしたので、だったら最初から全14話編成で一気に観たかったなあとは思いました。
ソノはかなり特徴的なタイプだったので、視聴していて飽きずに目が離せない（色々な意味で）キャラクターでその点は本当に大変楽しめました。ありがとうございました。
しかしポスターは最終回観てから、再び見ると意味深ですね。ソノだけ出血までして、とても悲しそうです…。（敗北感）
シーズン1の感想はこちら：
