ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ ネコ・バーテンダー (感想)

おすすめ度:55%
カクテル度:100%
イケメンバー度:100%
原題:고양이 바텐더(猫バーテンダー)全10話

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ミステリアスなバーテンダー3人の正体は猫?!2019年のWEBドラマ。

 あらすじ・キャスト

ミステリアスな力を持ったオス猫3匹のナビ(キム・ウクさん)、ビョル(チャ・ボソンさん)、ジャングン(イ・ホヨンさん)。
彼らが執事と呼んでいる飼い主が怪我で働けないため、餌代が不足する緊急事態に。
餌代を自ら稼ぐため、彼ら3匹は人間の姿になって、バーテンダーとして働くことにする。
不思議なカクテルでお客様の悩みを解決するが…?

感想

人間の姿ですが、中身は猫。そんな彼らがバーテンダーとなるお話。
カクテルの紹介があったりと、少し凝った作りになっていて面白かったです。
猫が人間に変身するファンタジー系ですが、変身!というよりは、むしろ人を化かした感があるので、その視点は上手いなと思いました。
なので違和感をあまり覚えず、自然にその世界に入っていけるようなストーリー展開になっていました。

人間の姿に変身できる、不思議な猫3匹。彼らが餌代を稼ぐため、謎のバーを開店。
夜な夜なバーのお客さんである女性や男性の悩みを聞き、不思議なカクテルと共に猫3匹協力(?)しつつ問題を解決してくれるという、少しミステリアスなストーリー。

ナビ(キム・ウクさん)
店長/マスターのバーテンダー
他の2匹はほとんどバーテンダーとしては力がないので、
ナビが1人で仕事をしている状態です。
優しく落ち着いたタイプ。

ビョル(チャ・ボソンさん)
とにかく毛糸玉が好きな様子で、よく手に持って遊んでいる。
マイペースであまり愛想がない、クールなタイプ。

ジャングン(イ・ホヨンさん)
末っ子のポジションの猫。
なかなかしっかりした部分も持ち合わせている。

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
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キム・ウクさんインスタグラムアカウントより

1話約13分、全10話のコンパクトな作品。
前半はお客さんの女性の、女友達を優先する彼氏、自分との関係をはっきりさせてくれない彼氏との関係など、色々な悩みを、カクテルと共にあの手この手で解決していた3匹。
出てきたカクテルとしては、ベルベットハンマー、アイリッシュコーヒー、ラスティ―ネール、マルガリータなど…。
全体的にやたら茶色い色のカクテルが多いな…と気になりました。猫だからでしょうか?
お店の雰囲気や3匹の衣装もブラウン系が多いので、合わせているのかもしれません。

後半にかけては、3匹の過去や彼らの本人の気持ちも交えて、お話が進みます。
過去の飼い主の話なども出てきて、この猫もしかして何度も生まれ変わっているのかな?と思わせるエンディングアニメなどもあり、全体的に不思議な点もありました。
が、特に多くは語られませんでしたが…。
しかし全体的に人と視聴者が"騙されている”という設定だったので、説明不足だなあというような不満としては決して感じられないお話の作り方になっていて、感心しました。

個人的な印象ですが、3匹を演じる3名の俳優さんの雰囲気が少々似過ぎていると感じたのが、若干残念に思えました。
まあ兄弟猫という部分もあると思いますが、3名の方の見た目や雰囲気のタイプがもう少し違った方が、映像的にメリハリがあったかもしれません。(もちろん演じた俳優さんには全く非がありませんが)

あと、これは本当にしょうがないと思いますが、出てくる猫関係の小道具が総じてチープな見た目だったのも気になりました。予算の都合だと思いますが…。

とはいえ、お話の設定が面白くてWEBドラマとして、短い尺のミニドラマとしてはかなりピッタリの題材で楽しく観れました!イケメン=猫という点も面白かったです。
実際にこのようなお店があれば、かなり人気が出そうですね…。

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