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観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国映画 逆謀-反乱の時代 (感想)

おすすめ度:30%
ワイルドなチョン・ヘインさん度:100%
アクションシーン多すぎ度:100%
原題:역모 - 반란의 시대 103分

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反乱軍との孤独な戦い…素行不良な役人は王を守れるのか?!2017年公開のアクション映画。

 あらすじ・キャスト

李氏朝鮮時代。王の英祖に反対する反乱軍はイ・インジャ(キム・ジフンさん)をリーダーに据え、反乱を起こしていた。
しかし、反乱軍は官軍に負けてしまい、インジャは投獄される。
日頃の行いが悪く粗野なキム・ホ(チョン・ヘインさん)は、そんなインジャが投獄されている義禁府を守る担当につく。
ある日、インジャを救出しようと、5人衆がキム・ホが守りにつく義禁府を襲撃するが…。

感想

この映画、チョン・ヘインさんのお名前でで検索したら出現したので、ヘインさんの時代劇かー!観ようかな~と思い気軽に観始めました。
ですが、かなりのボリュームの戦いのシーンばかり。
「思ってたのとチガウ…」というかなりの虚無を感じる映画でした。

最後の方はなんかもう映画ではなく、「夜の戦闘シーン特集~時代劇版~」状態で、アクションシーン大量。

正直、後半はもういいよ…休め…という、早送りしたい衝動に5分に1度はかられながら…。
しかし、なんとか「髭のチョン・ヘインさんが戦っているんだぞ!?早送りとは気は確かか!?」と己の精神を謎に保ちながら、最後まで頑張って(?)なんとか鑑賞した作品となりました。
ヘインさんが主演していなければ、早送りどころが途中でやめていました…。

この映画なんですが、肝心のストーリーが今一つというか…正直に言うと、かなり本筋のお話がダメでした。
もう最初から主役のチョン・ヘインさんが勝つ映画だよ!という筋書きが丸出しすぎて…。
加えて、キャラについてもう少しお話があるかなと思いきや、戦闘!アクション!血!とすぐに戦ってしまう彼ら…。

あまりにもお話の深みというか、登場人物に対する掘り下げがなさすぎでしょ…と相当残念に感じました。
とにかく、孤高に戦う!謎の無傷!という、同じようなシーンが異常に多くて、ただただ無言になりました。

キム・ホ役のチョン・ヘインさん
この映画での一番の見どころといえば、チョン・ヘインさんの髭のお姿でした。
むしろ長所はそれだけかもしれません。
髭といっても、かなり控えめなヒゲだったので、そこまで顔の印象は変化していませんでしたが…。

個人的な興味とすると、あのヒゲは自前なのか、メイクの付け髭なのかどうか…という部分でした。
おそらくヘインさんのご自分の髭では?!と思っていたのですが…。
元々かなり童顔な方なので、ヒゲを伸ばしていても、やっぱり若く見えるなと思いました。もちろん、ヒゲ無しでもアリでもどちらでも素敵でした。

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
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チョン・ヘインさんインスタグラムアカウントより

キム・ホというキャラクターなんですが、元々王の護衛をしていたものの、本人の性格にも問題があって、最終的には義禁府に配属されてしまいます。
嫌々というか、渋々というか…。
ちょっとカッとしやすい性格設定のキム・ホさん。
ただ、このキャラで、チョン・ヘインさん…ちょっとワザとらしさが目立った演技の印象でした。
元々ご本人が可愛らしい雰囲気なのもあって、粗暴な雰囲気を無理に出しすぎているかなとは思いました。

とはいえ、キム・ホは舌打ちしながらも義禁府での勤務にあたります。
ここからが、勇者キム・ホの冒険のはじまり。

ということで、最初の装備は木の棒。
このあたりも、罪人を捕らえている場所で働いているのに、明らかに装備不足なのでは…とは思うのですが、木の棒…(無言
しかし、さすが勇者なので、もちろん勝ち上がるキム・ホさん。
「なぜこの場所でキム・ホしかいないの!?」という状況も多々ありましたが。
"キム・ホ vs 5人衆” の戦いにだけになるかと思いきや、他の集団も王に反乱を企てていたり。
そして、キム・ホさん、ノーダメージすぎでしょ…。
刺されたり、矢で射られたりしていたのですが、キム・ホさんの脅威の回復力は一体…。
『 Sweet Home -俺と世界の絶望』のソン・ガンさんと同類か?と思ってしまいました。

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そして、盛り上がる(はずの)後半!
"早送りしたい気持ち vs キム・ホ”との戦いの精神状態の仲で、虚無の顔になりながら鑑賞。

なげえ・・・(涙)

1夜の話なので、画面はずっと夜の暗さ。
それも関係していますが、似たようなパターンが多く、アクションもスローとカットを多用していて、飽きる!
個人的にアクションシーンに知識がなく、疎いのも多くありますが…。

キャラクターを知る部分がビックリすぐぐらいに語られず、アクション!戦い!みたいにすぐになるので、まさにただ「見て」いる映画になってしまいました。

エンディングに差し掛かる、キム・ホがチョ・ジェユンさん演じるマンチョルと対峙した部分。
Q,「何がそんなにお前を駆り立てた?」
A「話したところで理解できないだろう」

キム・ホさんさあ…もうそろそろ話してよ…。(怒)

せっかくマンチョルが、みんなの気持ちを察してか、良い質問をしてくれたのに、その答えはないでしょ…とキレそうになりました。
結局、彼の深い気持ちやどうして?という部分は大して語られずに、物語は終わってしまいました。

しかも、最後は結局キム・ホが決定打として相手を討つわけではなく…。

結論、髭のチョン・ヘインさんも可愛い!

ということで、残念ながら、映画としてお話自体は全く面白みがなかったです。
が、チョン・ヘインさんが気になる方は、いつもとは印象が全く違う、かなりワイルドな姿を堪能できるのではないでしょうか。
映画としてはおすすめしませんが、俳優さん目当てならかなりアリの作品でした。

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