ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ あやしいパートナー ~Destiny Lovers~ 感想

おすすめ度:73%
チ・チャンウクさんプロモーションビデオ度:100%
キスシーン定位置度:100%
原題:수상한 파트너 1話約40分、全30話

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トラブルばかりに巻き込まれる悪縁相手は運命の人だった?!2017年放送のラブコメドラマ。

 あらすじ・キャスト

エリート検事のジウク(チ・チャンウクさん)は司法研修性のボンヒ(ナム・ジヒョンさん)に地下鉄で痴漢と間違われトラブルになる。
その後、ジウクはボンヒの恋人(チャンソンさん)とケンカしている時に偶然遭遇し、再びボンヒのトラブルに巻き込まれることに。
その後何度となく偶然会ってしまう2人、運命を感じるボンヒだが、「悪縁」と言い放つジウク。
しかし、ボンヒが殺人容疑で逮捕され、ジウクが担当検事になってしまい・・・。

 

感想

タイトル的に軽く観始めましたが、最初に期待したよりもお話が面白くて良かったです。
サスペンス部分も割としっかり長めにありました。
またラブストーリー部分も切なさもあり、胸キュンシーンもありで、ポイントをしっかり押さえてるな、と感じるストーリー展開になっていました。

この作品では主演のチ・チャンウクさんの魅力満載というか、プロモーションビデオ状態というか、かなり制作側もサービス精神旺盛にチャンウクさんを推しており、観ていてファンになりそうなドラマでした。

ただドラマ全30話で最初1,2話の話のスピード感に比べると、中盤は特に中だるみを感じるエピソードになっていて、やっぱり30話が長く感じてしまいました。

出演者の方々なんですが、最初に出てきて「こいつ、悪い奴では…」と当初観ながら警戒して
いた人ほど良い人…という謎の安心感があるドラマでした。
例:ジウクの親代わりのおじさん、パン係長など。

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ジウク役のチ・チャンウクさん:
このドラマでのチャンウクさん、とにかく素敵でした。
チャンウクさん、ヘアスタイルも変化あり、また衣装もリラックスした部屋ぎバージョンと
パリッとしたスーツ、そして検事スタイル…色々あって楽しめました。

そして、このジウクという役なんですけど、根本的に”良い人”(まあ主人公だから当たり前なんですが)そこが割とご本人の雰囲気に合っていて良かったです。
チャンウクさん、はちゃめちゃに美形な方ですが、笑顔になると雰囲気がフワッとゆるくなって可愛らしかったです。

ボンヒ役のナム・ジヒョンさん:
このドラマのボンヒ役に本当に合っていて、とても可愛かったです。
ボンヒは明るくて前向きなキャラがなんですが、ジヒョンさんの雰囲気もあって、シーンの印象がパッと明るくなってました。
クォン・ナラさんなど他の女優さんが割と役柄的にも若干暗い印象のタイプの方が多かったので、ボンヒの明るさが際立ってました。

ジヒョンさん、もちろんキレイで可愛らしいのですが、痩せすぎてない感じのところも健康的で良かったです。
テコンドーが強いという役柄だったので、そういう部分でも説得性がありました。

ゆるいネタバレありの感想

チ・チャンウクさんインスタグラムアカウントより

最初の痴漢騒動のトラブル。そしてボンヒが彼と浮気の件でケンカ…その場で居合わせるジウク。
このあたりは「きたきた…」というお約束の奇跡の遭遇と思って観ていましたが、ちゃんとストーリーで、なぜジウクがボンヒに助け船を出すかという部分が説明されていて大変良かったです。
ジウクが実は彼女が大親友と浮気している現場(しかも露骨な現場)を目撃した、辛い過去があったんですよね。

しかし、2人の「再会」はこれだけで済むわけではありませんでした。
宝くじ当選確率状態で、何度も偶然「再会」する2人。
さすが、

運命~デスティニー~

そんな2人の運命の再会レベルですが、一番大きいのは、ボンヒが恋人殺人容疑者で逮捕されるという大事件です。その担当検事がジウクでした。
というか…

この街の弁護士/検事はジウクしかいないのか?

そんなデスティニーなジウクとボンヒ。
逮捕されボンヒ危うしでしたが、ジウクは検事でありながらボンヒを助け、それが原因で検事の職を去ることになります。

それから数年後、ボンヒは無事(?)弁護士になっていました。
…が、元殺人容疑者、しかも地方検察長の息子の殺害容疑ということで、どの弁護士事務所も彼女を雇ってはくれませんでした。

ボンヒは自分で事務所を構えるものの、ロクなクライアントが来ず、弁護士そのものの仕事を諦める寸前のボンヒ。
ここはボンヒにかなり同情しました。

…そして…ジウクとボンヒはある事件をきっかけに再会(通算50回目)。
可哀想に思ったのでしょう、ジウクの弁護士事務所にボンヒを誘います。

序盤からボンヒはジウクの事が気になり、好きになっていました。
が、ジウクには「悪縁」と言われて(確かに…)距離を置かれてしまいます。
しかし、再会したジウクさん…
「俺のところに就職しろ」という漫画か!?というセリフまで飛び出します。
もちろん、
「ハイ!喜んで!!」
と視聴者の我々は即答しそうなシーンでした。
が、ボンヒは最初は冗談だと受け取っていましたが、仕事がない状態のため、ジウクの事務所で働き始めます。

ナム・ジヒョンさんインスタグラムアカウントより

中盤からは、事件パートが多くなってきます。ちょっとここからがストーリー的にかなりダレるかなと思いました。事件に関して引き延ばし的なエピソードも多い感じです。

というか、このジウクとボンヒが住んでいる街、物騒な発生しすぎでは…?というぐらいどんどん発生する事件や見つかる死体。
治安が悪すぎるエリアに住みすぎでしょ・・・と困惑しました。
そして真犯人は普通に怖かったです。

そんな一方で、やっとボンヒとジウクはやっと恋人同士となり、結ばれます。

個人的に気になったのが、ボンヒ(ナム・ジヒョンさん)とジウク(チ・チャンウクさん)のキスシーンです。
それが…キスシーンの照明…。
なぜかジウクの家のリビング中央でキスをするのがこの2人の定位置のようです。
まさにキスしている2人の口元のあたり…強烈なライトが反対側から視聴者に向けて照らされます…。

後光?目つぶし?(困惑)

ピンポイントで画面にちょうど入ってくる位置…。
この2人いつも同じ位置でキスしすぎでしょ…と若干困惑しました。

また、このドラマですがかなり制作陣、かなり視聴者にサービス精神旺盛だな、と好印象でした。
チ・チャンウクさん、検事だったり、弁護士だったり忙しいのですが、

検事バージョン:オールバックヘアスタイル
弁護士バージョン:前髪下したスタイル

など、むしろ女優さんよりも積極的に色々衣装やヘアスタイルを変えておられたので、見た目的にも色々と楽しめて面白かったです。

またこちらも大サービスだなと思ったのは、チ・チャンウクさんかなり表情を色々と変えておられていました。
拗ね・落ち込み・ハッピー・涙・不眠…とファッションだけでなく、表情も色々なタイプで
楽しませてくれているようでした。

ただ、1つ個人的に気になったのが眼鏡…。
このドラマですが…

全員メガネをずらしてかけがち…。

チ・チャンウクさん、パン係長、眼鏡をかけているキャラ、もれなく下にずらしてかけている人多すぎでは?とちょっと気になりました。

毎回そのようにかけていてるので、ちょっと老眼鏡みたいに見えました。
たまにずらして上目遣いという方法にしてほしかったです。(しかしもちろん、眼鏡姿も素敵なチャンウクさんです)

そんな2人ボンヒとジウク、最終回はラブコメお約束のハッピーエンドとなります。
真犯人とそして黒幕問題もとりあえず無事解決し、良かったなと思いました。

途中チ・チャンウクさんの右目が妙に充血している時(主に23話)や、ジウクの親友ウニョク(チェ・テジュンさん)のソロキャンプの場所など、若干気になる部分もありましたが、それなりに楽しく観れました。

まとめますと、

・キスシーン眩しい位置
・街の事件発生率
・30話が長い
・あなたはどのチ・チャンウクさんがお好き?

以上の4本立てのドラマになっていました。

チ・チャンウクさんが気になる方は絶対に観た方がよいと思いますし、興味がなくても観ていたら普通に気付けば好きになっていました。

ただ、ドラマとして全30話がやはり長い!
お話として、もう少しコンパクトだったら、もっと良かったかな…という印象が強かったです。

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