ドラマや映画の感想を書いてみるブログ

観た韓国ドラマや映画の感想を書いてみます。誰かの参考にでもなれば…。

韓国ドラマ 抱きしめたい~ロマンスが必要3~(感想)

おすすめ度:50% ♡ 年下男性ソンジュンさん度:100% ♡ 献身的度:100%

原題:로맨스가 필요해 3、1話約48分、全16話

f:id:mirume01:20201217195538j:plain

弟だと思っていた少年は17年後に再会するとイケメンになっていた!?2014年放送のラブコメドラマ。

 あらすじ・キャスト

仕事をバリバリこなす30代のジュヨン(キム・ソヨンさん)は、気が強くてなかなか素直になれない性格。
そのため、恋を上手くできないでいたが、社内先輩のテユン(ナングン・ミンさん)に対して恋心を抱いているのだった。

そんなジュヨンには子供の頃によく面倒を見ていた、年下のワン(ソンジュンさん)がいた。
ジュヨンを姉のように慕っていたワンだが、9歳の頃に親の都合でアメリカへ行くことに。
そんなワンが17年振りに帰国となり、ジュヨンの元に会いに行くが…。

感想

17年ぶりに再会した年下男性が、有名人でイケメンになって再び現れて、30代の年上女性と恋に落ちるラブストーリーです。

9歳の時にアメリカへ行ってしまった少年ワン(ソンジュンさん)。
ジュヨン(キム・ソヨンさん)とは6歳差。そんなジュヨンは彼の事を完全に弟として接していましたが、少年ワン(ソンジュンさん)は少し違ったようでした。

17年後に人気作曲家”アレン・チュ”となって韓国へ戻って来た、ワン。
そんな著名な立場でありながら、そして17年の歳月がたった今も、何故か初恋相手のジュヨンにかなり夢中…。帰国早々、ジュヨンの元へ駆けつけます。
しかし、そんなジュヨンは同じ会社の先輩テユン(ナングン・ミンさん)に恋をしています。

そんな3人がメインのお話になっていて、この部分だけで察しの良い方は想像がつくと思います。というか、普通に察すると思います。

『ロマンスが必要3』とあるので、当然シリーズ1と2もあります。
私は1も2も観ていませんが、話はそれぞれ独立しているようで、3だけ観てもまったく問題ありませんでした。
このようなシリーズ物でタイトルを付ける場合、今作のような全く独立した恋愛モノのお話などでは、わざわざナンバリングするのは、わかりにくくて損ではないのかな…と個人的に思いました。

f:id:mirume01:20201217195611j:plain

まず、ジュヨン役のキム・ソヨンさん。
とにかく気が強くて素直になれない・・・。(ちょっとこの気の強さの演技にイライラしましたが)
仕事の責任も常にあって忙しい、そんな年上女性役が似合っていました。
ただ、正直ちょっと他の出演者が並ぶ中の印象としては、ソヨンさんが少々老けている気もしました。(個人的な意見です)

ソンジュンさん、モデル出身なだけあって、スラっと背が高い!
生意気そうでもあり、一途で可愛い部分もありと、この役柄の「年下男性」部分がとっても良く合っていました。
ジュヨンを一途に、そして献身的に想う演技が似合っていました。

これが2014年放送のドラマですので、ソンジュンさんは当時24歳ぐらいだと思うのですが体格的にも良い感じだなと思いました。
ただ、”人気アーティスト役”というのがあまり具体性がなく、謎で雑な設定かなと感じました。

ゆるいネタバレありの感想

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

성준(@thuggyduck)がシェアした投稿

ソンジュンさんインスタグラムアカウントより

ストーリー展開はよくあるネタというか、弟として接してきた少年が数年後、魅力的な年下男性とし目の前に現れるというストーリー。
そして年上女性ものでありがちな、そんな年下男性に素直に甘えられないというベタな展開でしたが、まあまあ面白く楽しめました。

仕事の舞台がファッション系テレビショッピングと、一昔前という感じなのも興味深かったです。

ストーリーが平凡というか、ありきたりでしたので、このドラマでかなり輝いていたのが、ワン(ソンジュンさん)の存在だったと思います。
子供の頃に離れ離れになって、17年後に再会した2人…。

なぜそこまでジュヨンが好きなのか?!(困惑)

帰国当初からジュヨンに適当な扱いを受けたり、常に不細工連呼。いい大人がさすがにないでしょと感じました。

また、ワン=アレンだと知る前にジュワンと対峙し、アレンはジュワンに対して無礼な人だと発言します。しかしその後、アレンとジュヨンはキスするなど良いムードに…。
結局、ジュワンはアレンがワンだと理解するのですが、騙していたのか?的になります。
このあたりのエピソードは、

なんなの、この2人…(困惑)

という初っ端から無言になった部分でした。
ジュヨンも結局イケメンならOK的にも思えましたし、いつまでアレンは自分がワンだと言い出さないのかというモヤモヤがあって、このくだり必要か?と思いました。

しつこいですが、ワンは17年振りにジュヨンに会った訳ですが、それまでの恋愛、この人は一体何をしていたのか?という謎しかない設定。しかも世界的有名な作曲家という肩書があるので、普通にジュヨンの事忘れていても良いはず。

一途ってレベルじゃないのでは・・・?

なぜ17年もの長期間、一途にこんなに好きなのか、というこの重要な部分のエピソードが、どうでもいい(すみません)子供の頃の話ばかりで、イマイチ説得性に欠けて微妙でした。

またジュヨンはそんな突然戻ってきたワンよりも、会社の先輩テユン(ナングン・ミンさん)の事が気になっています。(アレンの件はどうだったんだ、っていう…)
が…テユンさん…魅力がなさすぎて(ご本人ではなく、役柄です)、ちょっとびっくりしました。
雑すぎませんか?テユンの役柄…。彼にあるのは、

いつも思わせぶりな笑顔だけっていう・・・。

一体テユンさんのどこに惹かれたのか、個人的にはこのあたりの描写が不足と感じました。
前提として”ジュヨンはテユンを好き”だという設定は大いに理解できます。
が、一応三角関係的なバランスで描かれるような内容の場合、やはりもう片方の男性も魅力的に描いて欲しいなと不満に思いました。
つまり終始、

こんなのどう考えても、ソンジュン一択でしょ?!

の感想しかない訳です。加えてジュヨンのワンに対する態度…(キレ気味)
ジュヨン、いい加減素直になったらどうなのか…。

そんなワンとジュヨンがついにカップルになった後は、割と2人がいちゃいちゃするシーンも多くあって、可愛らしくて(主にソンジュンさんが)良かったです。

ストーリーは面白いといえば面白く、悪い訳では決してないです。
が、全体的になんとなく胡散臭いというか、茶番ぽいというか…。そこが終始気になってしまったドラマでした。
あと年下男性役が当時のソンジュンさんじゃなければ、観るのやめてたかも…。

ということで、まとめますと
・年下男性役ソンジュンさんがカワイイ
・ソンジュンさんのプロモーションビデオ
・抱きしめたい~ソンジュンが必要3~

のソンジュン・スペシャル3本立てお送りされたドラマでした。

ストーリー内容はありがちで悪くはなかったです。
しかし良い意味でも悪い意味でも、ドラマで目立つ部分がソンジュンさんしかなく、全体的にちょっと魅力に欠けるかなという感想です。

ちなみに、先程Googleでソンジュンと検索しましたら、入隊を2018年にされたそうなのですが、その入隊前にご結婚、そして奥様は妊娠されていたとのことです。
2020年現在は父親ソンジュンになっておられるということで、良かったですね!

 こちらもおすすめ: