おすすめ度：5％ ♡ ヒョンビンの無駄遣い度：100％ ♡ スペインロケの意味度：5％
ドラマ、1話約62分、全16話
ヒョンビンさん主演のちょっと変わった2018年放送のラブストーリードラマ。
あらすじ・キャスト
投資会社の代表のジヌ（ヒョンビンさん）は、ARゲームの出資を考えスペイン、グラナダへ向かう。
古いホステルへある理由から向かうと、そのオーナーは苦労人のヒジュ（パク・シネさん）が経営していた。そこからジヌはARゲームの世界へ巻き込まれてしまうが・・・。
感想
思わせぶりなロマンチックなタイトルで、ヒョンビン先輩の海外ロマンスもの！？（ウキウキ）と思って予備知識無しで見始めたら、「……。」となってしまい完全にタイトルに騙された（と勝手に思った）作品。
もしかすると同じような方もいるかもしれませんが、完全にヒョンビンさんが出演してなかったら、１話で観るのを止めたかもしれません。
恋愛・ロマンス系がメインではなく、ARゲーム（しかしそれも何か半端）の世界と現実世界が交差する不思議ストーリーでした！
まず、ヒョンビン先輩とスペインロケの無駄遣いでは…滅茶苦茶もったいない……というのが一番の感想です。
ARゲームをネタとして絡ませるのは、もちろん面白そうですし、常に新しいドラマ設定を考える必要がある制作陣には尊敬しかありません。
しかし景色も文句なく美しく、ヒョンビン先輩、パク・シネさん2人とも美しく、雰囲気も最高！
……で、そこに設定が雑なARゲーム要素入れてしまったの…？（そう言うと元も子もないですが…すみません）
素敵な石畳の道の真ん中で、ヒョンビン先輩に一人で戦わせないで！と観ていて妙に同情しました。
普通に『トッケビ』のカナダロケ的な映像やベタなロマンス話にすればヒョンビン先輩も景色も活かせて素敵だったのに……？と、ラブストーリー好きの個人的な考えですが、残念になりました。
別にこの系統のシナリオが嫌いな訳ではないですが、何を描きたいか色々とチグハグな気がしてしまい、終始残念な気持ちになりました。
しかしながら、ヒョンビンさんのややカジュアル気味のスーツ姿と街の雰囲気が、とにかく超はちゃめちゃに素敵だったのが、何よりの素晴らしさでした。
（屋外カフェのシーンとか本当に素敵です）
ネタバレありの感想
パク・シネさんインスタグラムアカウントより
いきなり最終回の結末ネタバレですみませんが、ヒョンビンさんは最終的にこの問題のゲーム作品の中から出てこれず、「バグ」として処理されてハイ、終了（大困惑）…。
パク・シネさんは「彼はまだいるわ！信じている！」と主張し、
ゲームの中へ入っていくと…？！？
→ヒョンビン先輩と思われるシャドウがそこに……？！？（混乱）
→「完、ご視聴ありがとうございました！」
え？！終わり？？？これで？？？（半泣き）
というある意味、涙無しでは語れない最終話でした。
個人的にはゲームの中でヒョンビン先輩は生き続けており（身体がどうなっているかは知りませんが）、パク・シネさんとはゲーム中では引き続き会えるということだと受け取りましたが、だったらそれぐらいちゃんと描写してもよくないですか？（懇願）
というか素人目から判断しても、確実に最後ストーリーの収拾がつかなくなってましたよね！？
それにしたってあまりにもヒョンビン先輩の扱い（＝ゲームバグ）が雑すぎませんか？と思いました。そりゃ、秘書も泣きますよ…。
しかも最終話はヒョンビン先輩、尺の1/3ぐらいしか出演してなかったし…。
そういう意味でもザワつきました。
どうしてこうなった！？
ということで、ゲーム設定も何がやりたかったのか、何を言いたかったのかいまいち不明な話でした。
ARゲームは危険だよ？という事でしょうか？（実際死人が出ていましたし…でも続けるっていう謎）
直球な感想を述べると、面白くなく、つまらなかったというのが正直な印象です。
ヒョンビンさんが出演していなかったら、ここまで我慢して観なかったと思うので、やはりヒョンビン先輩の力は偉大でした。
このドラマの感想として、結論ヒョンビンさんはカッコよかった！
（地球は青かった的なニュアンスです）
総括するとヒョンビンさんのファンの方、パク・シネさんファンの方にはおすすめドラマです（ストーリーは我慢！）、どちらも美しいお２人でした。
個人的にはあまり楽しめるストーリーではなかったです、残念ながら……。
あと現実社会におけるARゲームに興味ある方にも、参考になりうるドラマかもしれません。スペインでのヒョンビン先輩のラブストーリー観たかったな…。
